難民--移動を強いられた人々  

調査研究レポート

No.15

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■ 難民--移動を強いられた人々
■ 栗野 鳳  編
■ 1,980円(本体価格 1,800円)
■ 179pp
■ 1992年
■ ISBN4-258-06015-1
■ 品切れ

CONTENTS

表紙・目次等

はしがき

I. 難民とはいかなる人たちか 
1.国際的対応 / 栗野 鳳

2.「移動を強いられた人々」 / 小泉 康一、石田 暁恵
 1.難民とは「移動を強いられた人々」である
 2.難民の意識をどう捉えるか

3.難民帰還を考える / 小泉 康一

II. 国際法からみた難民 
1.難民に関する国際法的問題の内と外 / 本間 浩

2.難民に関する国際的法制の問題点 / 本間 浩
 1.難民認定と保護供与の関連性
 2.難民に対する保護とその行動に対する管理

3.拡大する難民問題とそれに対する対応 / 本間 浩
 1.押し寄せる外国人労働者と難民認定をめぐる諸問題
 2.国内避難民(innerly displaced person)とUNHCRの機能
 3.難民発生原因とその改善への国際的協力

4.難民問題解決への日本の役割 / 本間 浩

III. 難民化はなぜ起こるか 
1.難民化の諸要因 / 本橋 栄

2.アジアにおける難民化 / 本橋 栄、佐藤 宏
 1.カンボジア難民
  付記=NGOsカンボジア難民救援活動
 2.南アジアの難民問題

3.中東における難民化-パレスチナ難民の場合 / 清水 学

IV. 難民援助と日本の役割-座談会 / 本間 浩、石田 暁恵/編

補論 難民研究の課題 / 小泉 康一

資料 / 小泉 康一
1. 第42回UNHCR執行委員会(1991年10月7日)高等弁務官の基調演説
2. 統計

参考文献

用語・略語表