中東アラブ諸国における民間部門の発展  

中東アラブ諸国に共通する経済開発の課題である民間部門の発展について,中東湾岸諸国とエジプトを主な対象とし,その沿革,現状,発展制約要因を明らかにする。

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■ 中東アラブ諸国における民間部門の発展
土屋 一樹  編
■ 2,970円(本体価格 2,700円)
■ A5判
■ 218pp
■ 2010年
■ ISBN978-4-258-04590-7

CONTENTS

はじめに
第1節 本書の視角
第2節 中東アラブ諸国の経済状況
第3節 本書の構成と主な論点
おわりに

はじめに
第1節 民間部門の発展が経済政策の課題となる背景
第2節 オランダ病モデルの示唆と事例
おわりに

はじめに
第1節 中東の市場移行国における民間部門発展の共通課題
第2節 エジプトにおける経済改革
第3節 労働市場の構造的問題
第4節 民間企業育成に向けた取組み
おわりに

はじめに
第1節 分析の手法と先行研究
第2節 中東湾岸4カ国における銀行部門の形成
第3節 銀行部門形成期の担い手は誰か
第4節 銀行部門の官民分析からみた中東湾岸比較金融史
おわりに

はじめに
第1節 エジプトの経済改革
第2節 エジプトの中小企業政策
第3節 中小企業部門の発展状況
おわりに

はじめに
第1節 地域格差の現状と零細企業の役割
第2節 零細企業の重要性と推移
第3節 零細企業の空間分布(2006年)
第4節 零細企業による雇用創出の推移(1960~2006年)
おわりに