韓国主要産業の競争力  

通貨危機を克服した韓国はサムスン,LGなど世界的ブランドを輩出するに至っている。中国に追撃され日本と激しく競合しつつも成長を続ける韓国産業の実力を診断する。

a

■ 韓国主要産業の競争力
■ 奥田 聡・ 安倍 誠  編
■ 3,520円(本体価格 3,200円)
■ A5判
■ 255pp
■ 2008年
■ ISBN978-4-258-04572-3

CONTENTS

はじめに
第1節 競争力について
第2節 韓国主要産業の競争力現況——マクロ的指標による概観——
第3節 韓国産業を取り巻く環境の変化
第4節 産業競争力強化の要因と課題
第5節 産業競争力をささえるもの——産業政策——
第6節 高い所得水準をより確かなものとするために——サービス産業の課題——
おわりに

はじめに
第1節 成果からみた韓国半導体産業の競争力
第2節 事業戦略による優位性——サムスン電子と日本企業の明暗——
第3節 技術を通じたコスト競争力の獲得
第4節 技術開発を支える人材
おわりに

はじめに
第1節 韓国自動車産業の発展パターン
第2節 韓国自動車産業の競争力分析
第3節 韓国自動車産業の躍進要因
おわりに

はじめに
第1節 コスト競争力の構築と急速なキャッチアップ
第2節 2社競争体制への転換と高級鋼化の進展
第3節 国際産業再編と韓国鉄鋼メーカーの模索
むすびにかえて

はじめに
第1節 産業競争力の類型化——輸出入単価と輸出入差額を用いて——
第2節 韓国主要産業の競争力——価格競争力と技術競争力を中心に——
第3節 先進国と途上国による挟撃
まとめと結論
補論 輸出入単価の計算について——詳細品目の商品交易条件の活用——

はじめに
第1節 産業・技術政策の変遷
第2節 産業政策としての税制支援
第3節 実証分析
おわりに

はじめに
第1節 金融構造改革前後における健全性の向上
第2節 競争力を規定する要因
第3節 環境の変化と韓国金融産業の競争力
おわりに——競争力を高めるための取組み——