躍動するブラジル――新しい変容と挑戦――

アジ研選書

No.34

新興国の雄として21世紀初頭に世界での存在感を増したブラジルについて、政治、経済、企業、社会、外交、開発をテーマに解説。近年のブラジルが成し遂げた変容や試行する挑戦について、総合的に理解することをめざした一書。

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■ 躍動するブラジル――新しい変容と挑戦――
近田 亮平 編
■ 2,860円(本体価格 2,600円)
■ A5判
■ 211pp
■ 2013年11月8日
■ ISBN978-4-258-29034-5

CONTENTS

序章 / 近田 亮平

はじめに
Ⅰ. 「新しいブラジル」の先行研究
Ⅱ. 近代国家ブラジル誕生からの軌跡
Ⅲ. 本書の構成

はじめに
Ⅰ. 政治の概観と歴史的な流れ
Ⅱ. 政治体制の転換
Ⅲ. 立法・行政・司法のパワー・シェアリング
Ⅳ. 中央、州、ムニシピオのパワー・シェアリング
Ⅴ. 市民の存在――参加と監視――
おわりに

はじめに――覚醒する巨人――
Ⅰ. インフレとの闘いに挑んだマクロ経済政策
Ⅱ. 経済成長
Ⅲ. 経済成長の長期展望
おわりに

はじめに
Ⅰ. ブラジル企業の今の姿
Ⅱ. 輸入代替工業化から市場開放政策へ企業を取り巻く環境変遷
Ⅲ. ルーラ政権以降に再び見直される政府の役割
おわりに

はじめに
Ⅰ. 近年のブラジル社会の変化
Ⅱ. 社会保障の普遍化
Ⅲ. ブラジル社会の変化の特徴
おわりに

はじめに
Ⅰ. カルドーゾ政権の外交(1995~2003年)
Ⅱ. ルーラ政権の外交(2003~2010年)
Ⅲ. ルセフ政権の外交(2011年~現在)
おわりに

はじめに
Ⅰ. 農業とアグリビジネス
Ⅱ. バイオ・エネルギー
Ⅲ. 持続的開発
おわりに

終章 / 近田 亮平

Ⅰ. 各章の総括
Ⅱ. 躍動するブラジルの「新しさ」