アジアの障害者雇用法制  ——差別禁止と雇用促進——

アジ研選書

No.31

アジア7ヵ国における障害者雇用法制の実態を概説。障害者に対する差別禁止、割当雇用、雇用促進などの諸制度を法学と「障害と開発」の視点から分析する。

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■ アジアの障害者雇用法制 ——差別禁止と雇用促進——
小林 昌之  編
■ 2,860円(本体価格 2,600円)
■ A5判
■ 205pp
■ 2012年12月25日
■ ISBN978-4-258-29031-4

CONTENTS

はじめに
第1節 国際労働機関と障害者雇用
第2節 障害者権利条約と労働・雇用
第3節 障害者雇用に関する先行研究
第4節 本書の構成
第5節 障害者雇用の課題-差別禁止と割当雇用
おわりに

はじめに
第1節 概要—雇用・労働部門における障害者
第2節 割当雇用制度を中心とする障害者雇用促進制度
第3節 差別禁止法制度
第4節 社会的企業と社会的企業育成法
第5節 その他の障害者雇用のための法制度
おわりに

はじめに
第1節 障害者の就労実態
第2節 障害者雇用法制の発展
第3節 集中就業
第4節 分散就業
第5節 労働の権利と差別禁止
おわりに

はじめに
第1節 障害者の概況
第2節 法的取り組み
第3節 分析
おわりに

はじめに
第1節 タイにおける障害者雇用の現状
第2節 タイにおける障害者雇用の促進策
おわりに

はじめに
第1節 1995年法上の雇用関連規定および留保規定の概要
第2節 障害者権利条約に照らしてみる雇用関連規定
第3節 判例にみる障害者と雇用の問題
第4節 新障害者法に関する議論
おわりに

はじめに
第1節 フィリピンの障害者雇用の実態と法制
第2節 なぜ,障害者雇用が進まないのか
おわりに

はじめに
第1節 マレーシアの障害者雇用状況
第2節 国際人権法とマレーシア
第3節 1969年被雇用者社会保障法と障害者権利条約
第4節 2008年障害者法と障害者権利条約
おわりに