『世界珍食紀行』
他社で出版した研究成果
文藝春秋
日本では誰も味わったことのない現地の味覚!
世界の各地で調査を重ねる研究員たちが食した美味・珍味、そして時に悶絶するほどのゲテモノ食などを綴った人気連載をまとめた一冊。
■ 世界珍食紀行
■ 山田七絵 編
■ 1,078円(本体価格 980円)
■ 256pp
■ 2022年7月
■ ISBN978-4-16-661362-5
Contents
はじめに
中国 多様かつ深遠なる中国の食文化/山田七絵
韓国 気絶するほど旨い? 臭い!「ホンオフェ」/安倍
誠
台湾 臭豆腐の香り/熊倉
潤
モンゴル 強烈な酸味あふれる「白い食べ物」は故郷を出ると……/深井
啓
インドネシア 一本のサテがくり出す衝撃の味/土佐
美菜実
フィリピン 最北の島で食す海と人の幸/知花
いづみ
ベトナム 食をめぐる恐怖体験/荒神
衣美
ベトナム 「元気ハツラツ」じゃなかったハノイの卵コーヒー/坂田
正三
ラオス カブトムシは食べ物だった/山田
紀彦
カンボジア こじらせ系女子が食べてきた珍食/初鹿野
直美
タイ 村のグルメは虫料理/重冨
真一
タイ うなだれる大衆魚「プラートゥー」/青木(岡部)まき
ミャンマー 珍食の一夜と長い前置き/長田
紀之
バングラデシュ 食らわんか河魚/山形
辰史
インド 幻想のなかの「満洲」/湊
一樹
モルディブ 食べても食べてもツナ/荒井
悦代
カザフスタン 感染症には馬乳が効く/岡
奈津子
イラン 美食の国の「幻想的な」味!?/岩﨑
葉子
アラブ首長国連邦 もしもデーツが選べたら/齋藤
純
アンゴラ 「物価高世界一」の地へポルトガル・ワインの悲願の進出/網中
昭世
南アフリカ 「虹の国」の国民食ブラーイ/牧野
久美子
アメリカ マンハッタンで繰り広げられる米中ハンバーガー対決/孟
渤
キューバ 不足の経済の食/山岡
加奈子
ベネズエラ 一二月はガイタを踊ってアジャカを作る/坂口
安紀
ペルー アンデスのモルモット「クイ」/清水
達也
ブラジル 多人種多民族が混交する国の創造の珍食フェイジョアーダ/近田
亮平
ブラジル 「ツンデレの果実」ペキー/菊池
啓一
ニュージーランド マオリの伝統料理「ハンギ」を食す/片岡
真輝
中国 失われた食の風景/山田
七絵
おわりに