アジア経済研究所図書館&東京外国語大学附属図書館共同利用制度締結4周年記念講演会
講演会
「ベトナム社会では誰でも出世できるのか?――ブックトーク・編者が語る『多層化するベトナム社会』」
『多層化するベトナム社会』の編者による講演会を下記のとおり開催しました。
2000年代に高度経済成長を遂げたベトナム。都市・農村双方で多様な経済機会が生まれ、人々の生活は大きく変化してきていますが、その社会は、果たして各人の能力・努力次第で上昇移動できるような開放的なものになっているのでしょうか。編者がこのような問題意識を持つきっかけとなったベトナムでの経験なども織り交ぜつつ、『多層化するベトナム社会』から見えてきた現代ベトナム社会の構造についてお話しました。
開催日時
2018年12月12日(水曜)16時00分~17時30分
会場
東京外国語大学附属図書館4F ラーニングコモンズ
講師
荒神 衣美(アジア経済研究所地域研究センター 東南アジアⅡ研究グループ)
講演会参加者
18名
講演会参加者の感想
- 内容が高度で充実しておりとてもよかったです。きちんと学問的知見を得ることができました。
- ベトナムの社会層を様々な視点から分析することが、参考になりました。
- 学部の授業でも東南アジア社会について学ぶ機会はあったものの、今回のブックトークでより深く知ることができました。
- 私自身タイ語専攻であり、タイ経済研究をかじっているので、比較しながら知らなかったベトナム社会について学ぶことができ非常に興味深かったです。
- 学歴や階層の変更は、先進国の多くでも格差の固定化が問題となる時代において重要な論点だと思いました。
- 興味深いお話でした。ありがとうございました。
- 質問に丁寧に対応してくださりありがとうございました。
- 素晴らしいプレゼンテーションを頂き、ありがとうございました。