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私にとっての奨励賞受賞作 受賞まで・受賞から

『アジ研と途上国研究』 -アジ研50周年記念特別企画-

研究者として、どう研究を設計し、問いを発見するのか。調査を行う上で、どんな試行錯誤や転機を経験し、今に至っているのか。

アジ研創立50周年を記念し、所内の地域研究会において連続特別講演会を企画しました。最近、所内で研究のあり方をめぐるディスカッションが活性化しつつあるなか、所外の研究者の経験を参考に議論を発展させようというのが企画の趣旨です。具体的には、過去の「 発展途上国研究奨励賞 」受賞者をお招きし、受賞作に至るまでの研究上の試行錯誤、問いを発見するまでの経緯、そして受賞後の研究活動の展開についてお話をうかがい、研究所における研究活動の活性化を図ることを目指し、以下のとおり4回開催しました。研究所職員向けの講演会でしたが、たいへん貴重なご講演となりましたので、その要旨をウェブ上に公開することになりました。どうぞご覧ください。

第1回 「多元的歴史叙述をめざして」

加藤博(一橋大学経済学部教授)
 

第2回 「開発と環境をつなぐ視点を求めて」

佐藤仁(東京大学東洋文化研究所准教授)
現在の研究はむしろ「多元的“地域”叙述」と言ってもいいようなものであり、今やっているのは歴史というよりも現状分析というか、フィールド調査を中心とした現代のことでして、それをどう歴史に結び付けられるかということを考えています。 本文を読む
  私の場合まだようやく中堅だと思っているので、今日はこの本について振り返るというよりこの本の中で考えていたこと、あるいはこの本の中に埋め込まれていた研究の種がその後どういうふうに実を結んだのか、あるいは実を結びつつあるのかという趣旨でお話をさせていただこうと思います。 本文を読む

第3回 「インドネシア農村調査から経済史研究へ-30年間の蛇行」

加納啓良(東京大学東洋文化研究所教授)
 

第4回 「開発のミクロ計量経済学から比較経済発展論へ」

黒崎卓(一橋大学経済研究所教授)
大学に行ってからだんだん本業の研究は経済史を中心に展開していくようになり、その中で特に柱になった分野が三つぐらいあります。まず、戦前のインドネシアは一次産品輸出経済で、各種のプランテーション的な産物、あとは石油等の鉱業製品が輸出経済の中心でしたが、その産業史の研究を一つの柱に立てました。 本文を読む
私が発展途上国奨励賞をもらった研究のことと、その前後のアジ研での仕事の話も少ししますが、新しい研究プロポーザルのようなことを皆さまと共有した上で、皆さまのコメントを頂ければ有り難いというのが、報告の目的です。 本文を読む
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