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夏期公開オンライン講座 コース2「途上国の権威主義の諸相」
募集は締め切りました
※本講座はWEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等でZOOMが利用可能かご確認ください。
20世紀が民主主義に対する楽観論で幕を閉じたあと、21世紀に入ると世界各地で民主主義の後退と権威主義化が散見されるようになりました。2021年はミャンマーの軍によるクーデターが日本でも注目を集めていますが、それ以外にもさまざまなかたちで民主主義は後退し、権威主義へと変容しています。本コースでは、ミャンマー、トルコ、ベネズエラを事例に、途上国における近年の権威主義について考察を進めます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日程
2021年8月24日(火曜)13時30分~16時00分(日本時間)
※質疑応答、議論の状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります
会場
オンライン(ZOOMビデオウェビナー)
ウェビナーご利用条件・免責事項
お申込みの前に、「ウェビナーご利用条件・免責事項」をご覧ください。
プログラム
時間 | 講演テーマ・講師等 |
---|---|
13:30~13:35 |
開会 |
13:35~14:00 |
総論:途上国の権威主義 民主主義指標V-Demの最新データやエリカ・フランツ著『権威主義:独裁政治の歴史と変貌』に 依拠し、近年のグローバルな「権威主義化」の潮流等について解説します。
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14:00~14:25 |
ミャンマー 長期軍事政権からの「民政移管」、アウンサンスーチー政権の誕生、本年のクーデターと政治的混乱へと至る過去10年の歩みを、権威主義という観点から捉え直します。
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14:25~14:35 |
休憩 |
14:35~15:00 |
トルコ エルドアン氏率いる公正発展党政権は、トルコ共和国史上最も民主化を前進させましたが、近年は「権威主義化」の代表例として挙げられます。その内実を明らかにします。
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15:00~15:25 |
ベネズエラ チャベス、マドゥロ両政権下でベネズエラは選挙を重ねながら権威主義へ移行しました。そのプロセスや経済破綻下でもマドゥロ政権の継続を可能にしている要因などを考察します。
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15:25~15:50 |
全体討論 参加者のみなさまからの質問などをもとに、登壇者全員で議論します。 |
15:50~16:00 |
終了案内 |
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
受講料
- 賛助会正会員・賛助会個人利用会員:無料
- ジェトロ・メンバーズ:2,000円
- 学生:2,000円(賛助会正会員の大学に所属する学生は無料です)
- 一般(上記以外):4,000円
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel:043-299-9536 Fax:043-299-9726
E-mail:kakikoza