募集は締め切りました

従来の産業のグローバル化は、生産コストの低減や市場を求め、海外への直接投資や外注取引を展開する先進国企業によって主に牽引されてきました。そこでは、海外の子会社をどのように経営するか、現地企業との取引関係をどのように構築し、管理するかといった課題が注目を集めてきました。

21世紀に入り、情報通信技術の発展やアジアを中心とする新興国の台頭などを背景に、産業のグローバル化は新たな展開を遂げています。プラットフォーム・リーダーとして知られるインテルやアップルのみならず、アジアでもプラットフォーム企業が生まれ、産業内分業やイノベーションのあり方を変化させる一方で、海外へのアウトソーシングは製造からサービスへと広がりつつあります。環境や社会の観点からみた持続可能性（サステナビリティ）への注目の高まりを背景として、ビジネスも持続可能性の問題に積極的に取り組みはじめています。

本講演会では、サセックス大学ビジネススクールのジョン・ハンフリー名誉教授、オックスフォード大学サイード・ビジネススクールの酒向真理教授、コペンハーゲン・ビジネススクールのステファノ・ポンテ教授を報告者として迎え、グローバル・バリュー・チェーン論を手掛かりとすることで、産業グローバル化の新たな局面をいかに読み解くことができるかを議論します。

皆さまのご参加をお待ちしております。

2018年6月26日（火曜）15時00分～17時00分（開場：14時30分）

ジェトロ・アジア経済研究所A32　IDEAS大教室
（千葉市美浜区若葉3‐2‐2）
最寄り駅：JR京葉線海浜幕張駅、JR総武線幕張駅、京成電鉄京成幕張駅

英語

ジェトロ・アジア経済研究所

50名（定員に達したため、お申し込みを締め切りました）

※取材・記録のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。