イベント・セミナー情報
2017年アジア経済研究所夏期公開講座(東京)
コース6 ラテンアメリカの治安問題
募集は締め切りました
本コースでは、世界の中でも劣悪な状況にあり、近年の悪化などで注目度が増しているラテンアメリカの治安問題を取り上げます。五輪やW杯開催でも状況が改善しないブラジル、チャベス政権誕生以降治安悪化が止まらないベネズエラ、麻薬をめぐる暴力が激化したメキシコ、ゲリラとの和平が合意されたコロンビアの4カ国を対象とします。各国の治安をめぐる状況、背景、政策、見通しに加え、対象国で注目される問題などについて解説します。
開催日時
2017年8月4日 (金曜) 13時30分~17時00分
会場
ジェトロ本部5階 ABCD会議室
(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 | |
---|---|---|---|
13:30-13:35 | 開会挨拶・事務連絡 | ||
1 | 13:35-14:30 |
近田亮平 (ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センターラテンアメリカ研究グループ副主任研究員) |
改善が困難なブラジルの治安 本コースの主旨を概説。主に軍事政権から民政移管後の現在までのブラジルの治安について、貧困、麻薬、警察組織、政策などの問題に焦点を当てながら、データによる状況分析とともに解説。 |
2 | 14:30-15:15 |
坂口安紀 (ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センターラテンアメリカ研究グループ長) |
加速するベネズエラの治安悪化 なぜベネズエラは世界でもっとも危険な国になったのか。長期データを使いながらその背景要因を政治、経済両面から考察します。 |
休憩 | |||
3 | 15:30-16:15 |
馬場香織 氏 (北海道大学法学研究科准教授) |
麻薬紛争下メキシコにおける暴力とその影響 メキシコにおける麻薬紛争下の暴力の状況を概観し、近年の治安悪化の要因を解説します。また、麻薬をめぐる暴力の激化が政治に与える影響についても検討します。 |
4 | 16:15-17:00 |
千代勇一 氏 (帝京大学外国語学部講師) |
コロンビアの多様な非合法武装組織と和平プロセス 麻薬組織、左翼ゲリラ、右翼民兵組織、新興犯罪組織などのアクターの動向を分析し、コロンビアにおける治安状況のこれまでの変遷とゲリラとの和平合意後の見通しを解説します。 |
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
受講料(1コースあたり)
- 一般:4,000円
-
アジ研賛助会正会員 、ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着2名まで無料。3人目より4,000円/人
※3人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をいたします。 - アジ研賛助会個人利用会員 :2,000円
- 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、必ず申込時に学生証コピーの添付をお願いします。添付が無い場合いは一般料金となります)
※東日本大震災による被災中小企業・中小企業団体様は 被災企業・団体様向け有料サービスの無償提供のご案内 をご覧ください。
定員(1コースあたり)
100名
(締切日を過ぎたため、お申込を締め切りました)
※オンラインでのお申し込み手続きを終了した後で受講コースの追加・修正等をご希望になる場合には、下記のお問合せ先までご連絡ください。
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza