アジア経済地理データセット
Geo-Economic Dataset for Asia
データの作成方法について(フィリピン)
行政区画
第1級行政区画である17の地方(Region)を採用している。
GDP
フィリピンの地域別GDPを作成する際には、NSCBウェブサイトから入手できるデータにより、地方レベルのGDPを農林漁業/製造業/サービス業の三部門にまでは分割できる。これからさらに産業を分割していくためには、Annual Survey of Philippines Business and Industry (ASPBI) を用いる必要がある。ASPBIでは、各地域別に、PSIC3桁レベルで、売上高、付加価値、雇用者数などを知ることが出来る。ASPBIは製造業の他に、農林水産業やサービス業についても冊子が発行されている。基本的に付加価値額を使ってGDPを案分していくことで、ほぼGSM標準産業分類にそったかたちに案分できる。ただし、サービス業における政府部門の統計がないため、(23C) Other Services と(24) Public administration and defense を案分することが出来ない。
人口
Philippine Statistics Yearbookに掲載されている2007年と2000年の数値を用いて地方別の人口成長率を計算し、2005年時点の人口を求めた。
面積
Philippine Statistics Yearbookの数値を用いた。