調査研究

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政策評価のための各種モデルの拡張―世界貿易リンクモデル構築に向けて―(2022_1_40_007)

概要

本基礎理論研究会は、従来の「東アジア貿易リンクモデル」を拡張・発展し、同モデルでカバーされないその他地域も分析の対象とした分析を目指す。関心の一つは旧モデルの範囲を超えた地域を含むEPA、また一つは中国の開発途上地域への影響力増大であり、こうした動きをも取り込める新モデルを開発する。他方、シミュレーション計算によって得られた政策効果の方向や規模の妥当性について考察するための比較検討材料として、また、場合によってはマクロ変数の背後にあるより詳細な経済指標の変化について確認するため、マクロ計量モデルを補完する形での応用一般均衡モデルの開発を並行して行う。

期間

2022年4月~2023年3月

研究代表者

植村 仁一

研究成果

基礎理論研究会成果報告書