グローバリゼーションと農村社会・経済構造の変容

調査研究報告書

児玉 由佳  編

2005年3月発行

まえがき (270KB)
第1章
はじめに
第1節 グローバリゼーションと近代
第2節 グローバリゼーションと国民国家の変容
第3節 発展途上国とグローバリゼーション
 1. アフリカ
 2. 東アジア
 3. ラテンアメリカ
 4. アラブ諸国
おわりに 発展途上国の農村におけるグローバリゼーションについての考察にむけて

第2章
はじめに
第1節 グローバリゼーションと近代
 1. マクロ経済への影響
 2. 農業部門への影響
第2節 非伝統的輸出農産物の拡大
 1. 拡大の背景
 2. 不安定雇用の増加
 3. 小農の優位性
 4. 生産者の淘汰
第3節 農村の対外依存度の拡大
 1. ローカル市場解体の三局面
 2. ラテンアメリカ農村への適用
 3. 非伝統的輸出農産物の拡大と「再生産包摂」
おわりに

第3章
はじめに
第1節 「緑の革命時代」
 1. 「緑の革命」という事業
 2. 「緑の革命」の貢献・影響
 3. 労働力の調達
 4. 小括
第2節 「ポスト緑の革命時代」
 1. 「脱農業化」概念の検討
 2. 農外就労機会の増加
 3. 米作への自家労働力投入の減少
 4. 農業の構造変化
 5. 小括
おわりに

第4章
はじめに
第1節 農村内リンケージ論
第2節 都市リンケージ論
第3節 地場産業論
おわりに

第5章
はじめに
第1節 経済的アプローチ
 1. インフラストラクチャーの未発達
 2. リスクの存在
第2節 政治社会的アプローチ
おわりに