中国の都市化と制度改革

研究双書

No.635

2000年代から急速に進む中国の都市化。中国政府は自由化によって人の流れを都市に向かわせる一方で、都市の混乱を防ぐために都市を制御しようとしている。本書は中国の都市化と政府の役割を考察する。

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■ 中国の都市化と制度改革
■ 岡本信広 編
■ 4,070円(本体価格 3,700円)
■ A5判
■ 241pp
■ 2018年3月
■ ISBN978-4-258-04635-5

CONTENTS

はじめに
第1節 都市化の研究とは――本研究の位置づけ――
第2節 中国の都市化の特徴と構造的問題
第3節 新型都市化計画と制度改革
第4節 本書の構成
おわりに

はじめに
第1節 中国の地域開発政策の時代区分
第2節 地方主体の地域発展戦略の展開
第3節 地方主体の地域発展戦略の実態
第4節 地域開発政策の展開と都市化
おわりに

はじめに
第1節 珠江デルタ都市群の勃興
第2節 珠江デルタ都市化モデルの特徴と課題
第3節 新型都市化と珠江デルタ都市化モデルの展望
おわりに

はじめに
第1節 貴州省概況
第2節 貴州省の都市化の事例
第3節 評価
おわりに

はじめに
第1節 中国における産業事故リスク
第2節 天津市濱海新区の都市開発
第3節 天津港8・12爆発事故の経緯
第4節 天津港8・12爆発事故の背景要因
第5節 安全生産管理と都市建設の行方
おわりに

はじめに
第1節 中国の新型都市化における農村改革の位置づけ
第2節 都市・農村発展の一体化に向けた農村改革の到達点
第3節 事例研究
おわりに

はじめに
第1節 人の移動にかかわる戸籍制度の変遷
第2節 富士康の内陸進出
第3節 工場の内陸移転
第4節 貴州省貴安新区――都市化政策と企業誘致――
おわりに