変容する途上国のトウモロコシ需給 —市場の統合と分離—  

バイオ燃料原料や新興国で飼料としての消費が拡大しているトウモロコシ。グローバル化の一方で多様な需給構造も見られる。食料危機にいたるまでの構造変化に注目して分析。

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■ 変容する途上国のトウモロコシ需給 —市場の統合と分離—
■ 清水 達也  編
■ 3,850円(本体価格 3,500円)
■ A5判
■ 272pp
■ 2011年
■ ISBN978-4-258-04596-9

CONTENTS

はじめに
第1節 食料危機とトウモロコシ
第2節 トウモロコシ需給の特徴
第3節 問題意識と分析の視点
第4節 本書の内容と発見
おわりに

はじめに
第1節 アメリカのトウモロコシ生産の現況と農業法
第2節 リスクの回避と生産支援
第3節 トウモロコシの需要とバイオエタノール
今後の需給をみる上での論点—まとめに代えて—

はじめに
第1節 パンパにおける穀物生産の拡大
第2節 穀物生産拡大の要因
第3節 トウモロコシの供給と需要
第4節 新たな制約要因
おわりに

はじめに
第1節 ブラジル農業の概況とトウモロコシ
第2節 トウモロコシ需給と貿易の推移
第3節 トウモロコシ生産の拡大過程
第4節 トウモロコシ需要の推移
第5節 トウモロコシ輸出の将来展望
むすび

はじめに
第1節 トウモロコシの需給バランスと生産・消費
第2節 トウモロコシ需要の増大と関連産業の発展
第3節 トウモロコシ需給と食料安全保障政策
おわりに

はじめに
第1節 タイにおけるトウモロコシ需給の展開と位置
第2節 協定市場と自由市場
第3節 輸出市場と国内市場
第4節 国内市場と国際市場
おわりに—市場の変動と均衡をもたらすもの—

はじめに
第1節 NAFTA 後のメキシコにおける生産,輸入,需要の動向
第2節 トウモロコシと地域特性
第3節 NAFTA 時代における新たな商業的トウモロコシ生産
おわりに—結論と展望—

はじめに
第1節 東南部アフリカ諸国のトウモロコシ生産と輸出入
第2節 マラウイの事例
おわりに