アフリカ農村像の再検討  

アフリカ農村における社会経済実態調査の成果などをもとに、アフリカの農村について、マクロ・ミクロレベルから考察。またアフリカ農村の分析視角をめぐる理論的考察も試みる。

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■ アフリカ農村像の再検討
■ 池野 旬  編
■ 254pp
■ 1999年3月
■ 品切れ

CONTENTS

まえがき / 池野 旬

はじめに
第1節 アフリカの土地制度
第2節 東アフリカの農村変容と共同体的土地保有の問題
第3節 最近の市場経済化と土地立法の動き
第4節 タンザニア・北パレ山間農村の事例
結び
〔参考文献〕

はじめに
第1節 調査地の概要
第2節 灌漑圃場と圃場所有者・耕作者
第3節 乾季灌漑作をめぐる組織
結語にかえて
〔参考文献〕

はじめに
第1節 ザンビアの土地制度
第2節 調査地の特徴
第3節 C村の設立、入植に見られる土地の開拓と村の境界
第4節 1981年の村長選挙
第5節 村の人口増加と土地
第6節 3代目村長と村の人口、土地—人口増加と村長の交代による土地争い
おわりに
〔参考文献〕

はじめに
第1節 ガボンの人口構造
第2節 調査村の概要と人口構造
第3節 中核的労働力の性格
第4節 村落の階層と移動
結びにかえて
〔参考文献〕

はじめに
第1節 ポリティカル・エコロジー論の発展略史
第2節 ポリティカル・エコロジー論と脆弱性論
第3節 エンタイトルメント
第4節 不確実性概念と「行為主体」
第5節 「行為主体」アプローチの限界性
むすびにかえて—新しいアフリカ農村研究の可能性を求めて
〔参考文献〕