中東新秩序の模索 : ソ連崩壊と和平プロセス
CONTENTS
まえがき / 清水 学
第1章 ソ連邦の崩壊と中東地域構造の変化 / 清水 学
はじめに
第1節 ソ連邦の崩壊と後継国家ロシア
第2節 ソ連外交とロシア外交
第3節 ロシアにとっての中東
第4節 ロシアの外交政策における民族主義の論理
第5節 イラン問題
おわりに
第2章 アラブ・イスラエル関係の変容とその諸側面 / 立山 良司
はじめに
第1節 アラブにとっての「イスラエル問題」の変化
第2節 イスラエルを取り巻く外交関係の変化
第3節 イスラームの視点からの和平拒否
第4節 中央の安全保障環境との関係
結び
第3章 イスラエルおよび占領地における市民社会と人権 / 岡野内 正
第1節 問題提起
第2節 人権の階層構造
第3節 法体系における人権
第4節 市民社会論とその課題
第4章 ソ連邦崩壊とトルコの地政学 / 野口 勝明
はじめに
第1節 欧州とトルコ—一体化への足取り
第2節 黒海沿岸諸国とトルコ
第3節 中央アジアとトルコ
第4節 バグダッド条約からECOまで
おわりに
はじめに
第1節 二つの中東・北アフリカ経済圏設立構想
第2節 モロッコ
第3節 アルジェリア
第4節 チュニジア
はじめに
第1節 イスラーム革命から経済自由化まで:マザレイ論文
第2節 第1次5ヵ年計画期(1):カルシェナス・ペサラン論文
第3節 第1次5カ年計画期(2):アミルアフマディ論文
第4節 議論の焦点
おわりに