冷戦後の国際社会とアフリカ  

冷戦構造の崩壊による先進諸国のアフリカへの関心の低下、援助の縮少によるアフリカとのかかわりの減少などを、米、日、独、英など各国や、世界銀行などの例をひき検証する。

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■ 冷戦後の国際社会とアフリカ
■ 林 晃史  編
■ A5判
■ 254pp
■ 1996年3月
■ 品切れ

CONTENTS

まえがき / 小田 英郎

はじめに
第1節 アメリカの対外政策におけるアフリカの位置
第2節 新冷戦期におけるレーガン政権のアフリカ政策
第3節 新デタントとアンゴラ包括和平へ向けての努力
第4節 ポスト冷戦期の始まりとブッシュ政権のアフリカ政策
第5節 クリントン政権のアフリカ政策の展望-結びに代えて

はじめに
第1節 冷戦終結以後の変動要素
第2節 冷戦終結と日本-中心化の模索
第3節 冷戦終結とアフリカ-周縁化と体制転換の苦悩
第4節 東京アフリカ開発会議
おわりに

第1節 アフリカ政策の伝統
第2節 「アフロペシミズム」
第3節 冷戦後の対アフリカ外交・軍事政策
第4節 冷戦後の対アフリカ経済政策-CFAフランの切下げ
第5節 結語

はじめに
第1節 西ドイツとアフリカ
第2節 東ドイツとアフリカ
第3節 「統一」後のドイツとアフリカ
結び

はじめに
第1節 対アフリカ民間経済関係の推移
第2節 アフリカに対する政治的関与
第3節 対アフリカ援助政策
結論と展望

はじめに
第1節 IMFと開発途上国
第2節 IMFとアフリカの構造調整の推移
第3節 IMFの対アフリカ構造調整政策の実績と評価
第4節 最近の変化と今後の展望

はじめに
第1節 1980年代の世界銀行の政策-構造調整計画とその批判
第2節 1990年代の世界銀行の政策-危機から持続的成長へ
第3節 1980年代以降の世界銀行の貸付実績
第4節 今後の方向性と重点