発展途上国の金融改革と国際化  

旧社会主義国と資本主義発展途上国の金融自由化・国際化の進展の実態と、アジア、アフリカ地域の国際通貨・金融市場にいかなる変化が生じているか、その研究文献のサーベイを行って、研究の成果を提供。

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■ 発展途上国の金融改革と国際化
■ 伊東 和久  編
■ A5判
■ 277pp
■ 1995年2月
■ 品切れ

CONTENTS

まえがき / 伊東 和久

はじめに
第1節 金融自由化政策
第2節 金融自由化・内外資金移動・金融仲介
第3節 まとめ

第1節 集権的計画経済における通貨機構とインフレ
第2節 ドイモイ(刷新)と金融システムの改革
第3節 金融改革と海外要因
第4節 結語

はじめに
第1節 マクロ経済の不安定制と経済構造との関連
第2節 金融制度改革の方向
おわりに

はじめに
第1節 外国為替・対外資本取引の自由化とその評価
第2節 韓国の国際金融業務の進展
第3節 結び

はじめに
第1節 メキシコ経済の概観
第2節 財政赤字ファイナンス
第3節 メキシコの金融システム
第4節 金融抑圧とディスインターミディエーション
第5節 金融自由化
おわりに

はじめに
第1節 金融の国際化度の推計
第2節 金融国際化推進政策-チリ 1974~82年
第3節 結論
付論

はじめに
第1節 資本フローの構造変化
第2節 域内相互依存の高まり
第3節 1980年代におけるアジア太平洋の金融統合化
第4節 アジア太平洋地域における日本の役割
第5節 結びに代えて-日本の金融国際化とアジア太平洋の金融統合化

はじめに
第1節 CFAフラン圏の仕組、機能等
第2節 経済パフォーマンスとその評価
第3節 CFAフラン圏の課題
第4節 CFAフラン圏、創設後初の平価調整へ
おわりに

はじめに
第1節 国際化の定義
第2節 自由化・国際化の是非
第3節 経済自由化の順序
第4節 自由化・国際化の影響
第5節 自由化と国際化の順序
おわりに