ラテンアメリカの産業政策  

今日のラテンアメリカにおける「産業政策」の役割は何か、またその役割を果たすためには産業政策はどのような内容のものでなければならないかを明らかにしようとするもの。

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■ ラテンアメリカの産業政策
■ 加賀美 充洋 ・ 細野 昭雄  編
■ A5判
■ 254pp
■ 1991年12月
■ 品切れ

CONTENTS

はじめに / 加賀美 充洋 ・ 細野 昭雄

はじめに
第1節 産業政策の意義
第2節 産業政策の事例
第3節 産業政策の評価と問題点
第4節 産業政策の発展途上国への適用可能性

はじめに
第1節 ラテンアメリカにおける社会経済構造と産業政策
第2節 ラテンアメリカの主要国における産業政策
第3節 ラテンアメリカにおける地域経済統合の再活性化と産業政策

はじめに
第1節 アルゼンチンにおける産業政策(promoción industrial)の歴史
第2節 アルゼンチンの電気機器産業の展開
第3節 法律19640号
第4節 軍政下の経済政策の激変と電子産業の対応
第5節 地域振興法の結末
おわりに

はじめに
第1節 ブラジルの産業政策の制度的枠組みと政策手段-輸入代替と輸出促進
第2節 製造業の生産構造の変化と生産性
第3節 コロル政権の産業政策
おわりに

はじめに
第1節 コロンビアの工業発展の推移
第2節 輸入代替工業化後期(1967~82年)の産業政策
第3節 工業成長から工業危機へ:繊維産業の例
おわりに

はじめに
第1節 自動車産業の特色と産業政策
第2節 環境の変化
第3節 新しい自動車産業政策に関する若干のコメント

はじめに
第1節 終戦直後の対応-復興金融金庫の果たした役割
第2節 日本開発銀行による産業政策金融
おわりに