ロシア資源産業の『内部』  

アジアを見る眼

No.109

世界的な関心を集めるロシアの石油・ガス産業を、政治との関係をはじめ企業集団ごとに詳細に分析した力作。

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■ ロシア資源産業の『内部』
■ 塩原俊彦  著
■ 1,078円(本体価格 980円)
■ 新書判
■ 242pp
■ 2006年10月
■ ISBN4-258-05109-8
■ 品切れ

CONTENTS


1 注目される資源
2 国内経済と資源
3 ミクロ経済からみた資源産業
4 資源は天恵か呪いか

3 ガスプロム・グループをめぐって
 1. ミレルの子飼いがガスプロム・メディア社長に
 2. イズヴェスチヤ買収
 3. 傘下の銀行も巨大
 4. 地方の顔、ガスプロム子会社
 5. ガスプロムによるシブネフチ買収
4 ガスプロム・グループの海外進出
 1. LNGの増加
 2. 外資のロシア進出

1 石油をめぐる概要
2 ルクオイル・グループ
 1. ルクオイルとマスメディア
 2. TV-6騒動
 3. 『イズヴェスチヤ』紙をめぐる騒動
 4. ルクオイルと銀行
 5. ルクオイル、ガス進出を積極化
3 TNK-BPグループ
 1. アルファ・グループ
 2. 政治的関係の活用
 3. アルファ・グループの突出
 4. アルファ・グループとマスメディア
 5. アクセス/レノヴァ・グループ
4 アブラモヴィッチ・グループ
5 スルグートネフチ・グループ
6 ロスネフチ・グループ
 1. ボグダンチコフが社長に
 2. ロスネフチの銀行、全ロシア地域開発銀行(VBRR)
 3. 海外へも積極的なボグダンチコフ
 4. 得体の知れない人物との付き合い
 5. 石炭をめぐる抗争
 6. ロスネフチとガスプロム
 7. 株式公開で巨大化
7 ロシアの石油会社の海外進出と海外石油会社のロシア進出
 1. 外資のロシア進出

1 資源がロシアを強気に
2 無視できないグローバリゼーションの流れ
3 レントの分捕り合戦