ガーナ  -混乱と希望の国—

アジアを見る眼

No.104

カカオの産地として有名な、西アフリカの国、ガーナ。この国の豊かな文化と歴史を辿り、そして私たちと同時代を生きるガーナのくらしを、等身大の視点で描く。

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■ ガーナ -混乱と希望の国—
■ 高根務  著
■ 1,210円(本体価格 1,100円)
■ 新書判
■ 228pp
■ 2003年11月
■ 品切れ

CONTENTS


第I部 歴史編

1.初期の住人-
コラム1 ボソムチュウェ湖
2.ヨーロッパ列強の到来
3.王国の形成と抗争
4.アサンテ王国とファンテ王国
5.イギリスとアサンテ王国
6.「森は大砲よりも強い」
 コラム2 熱帯病は酸素不足が原因?
7.「私に白人を攻撃する意志はない」
 コラム3 アサンテ王コフィ=カカリ
8.アサンテ王国最後の戦い

1.植民地下のアサンテ王国
 コラム4 現在のアサンテ王
2.植民地経済の発展
3.間接統治
4.庶民にとっての植民地時代-小農とカカオ-
 コラム5 カカオ農民、アジェイじいさんにとっての植民地時代
5.庶民にとっての植民地時代-女性の経済活動
6.農村部での政治運動-カカオ不売運動
7.独立運動の高まり
 コラム6 若き日のンクルマ

1.ンクルマ時代-希望と挫折
2.「政府はどんなことでもできる」
 コラム7 クーデター後のンクルマ
3.政治混乱と経済停滞の悪循環
4.ローリングスの「革命」
 コラム8 若き日のローリングス
 コラム9 クーデターの陰で
5.「革命」の中身
6.独裁から民主化へ

第II部 現代ガーナ編

1.地名の由来
2.人名の由来
3.シンボル
4.政治体制
5.ことば
6.教育
7.女性

1.食べ物
2.酒
3.買い物
コラム10 昔のお金
4.季節
5.葬式
6.呪術
7.タブーとマナー