第三世界開発法学入門

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出版物・レポート

第三世界の法と発展をめぐる諸問題を「開発法学」という視点からとらえ直し、その現状と将来の研究課題を明らかにする。

■ 第三世界開発法学入門
■ 安田　信之　編
■ 新書判
■ 312pp
■ 1992年3月
■ ISBN4258050865
■ 品切れ

はしがき / 安田　信之

はじめに
1　開発と法
2　開発・発展と法の問題
まとめ

第1部　第三世界地域の法と発展

はじめに
1　法体制の発展
2　開発国家法体制の現状
まとめ

はじめに
1　中国法
2　社会主義朝鮮法
3　ベトナム法
おわりに

はじめに
1　法体制の発展・法の重層構造と多元的法体制
2　開発国家法体制の現状
まとめ

はじめに
1　法体制の発展・法の重層構造と多元的法体制
2　開発国家法体制の現状
まとめ

第5章中東 / チブリ・マラット（安田信之抄訳）

はじめに
1　中東古典法
2　憲法
3　民商事法
4　司法制度
まとめ

第6章アフリカ / J.P.W.P.マッコウスラン（小林昌之抄訳）

1　憲法体制
2　行政制度
3　経済および商事法
4　司法および法律制度
まとめ

はじめに
1　「ラテンアメリカ法」とは
2　法体制の発展
3　現代国家法制の発展
まとめ

第Ⅱ部経済開発と法

はじめに
1　アジア諸国の会社法の概観
2　開発の企業組織
まとめ

1　工業化政策と法
2　外資の誘致・規制と法

はじめに
1　アジア諸国の環境問題の特徴
2　アジア諸国の環境政策
3　アジア諸国の環境法と政策の統合
まとめ

第Ⅲ部第三世界をめぐる国際経済と法

第1章「国際経済法律研究」の方法 / 櫻井　雅夫

1　経済法概念の導入に対する疑問
2　法の主体と国際法・国内法区別に対する疑問
3　「国際経済法律研究」の方法

第2章外国投資の法律問題 / 櫻井　雅夫

1　植民地主義の法構造
2　植民地体制の崩壊と法の変革
3　国有化と補償の法理
4　国際投資の外交的保護
5　天然資源に対する恒久主義
6　新国際経済秩序樹立宣言
7　経済権利義務憲章
8　国際投資の保護・促進の国際法整備
9　外国系企業の現地化
10　国際投資法の将来

はじめに
1　第三世界にとっての資源・一次産品問題
2　新国際経済秩序と資源・一次産品
3　「失われた十年」で何が変わったのか－資源・一次産品をめぐる国際環境の変化
4　今後の課題
おわりに

はじめに
1　開発の国際法の概念
2　開発の国際法に対する批判
3　開発の国際法の具体化
4　新しい展開
おわりに

あとがき / 安田　信之