現代イランの農村都市 —革命・戦争と地方社会の変容
勁草書房
現代イラン社会の持続的で内発的な成長・発展の起爆剤となりうる地方農村部での中小都市の形成とその影響についての本格的実態調査。
■ 現代イランの農村都市 —革命・戦争と地方社会の変容
■ 鈴木 均 著
■ 6,820円(本体価格 6,200円)
■ A5判
■ 388pp
■ 2011年2月
■ ISBN978-4-326-60234-6
Contents
はじめに
序章
第1章 現代イランの地方における都市化について
第1節 先行研究と革命前のイラン農村社会
第2節 革命後の政治過程とその社会的背景
第3節 社会統計上の事実と調査の設計
第1章 注
第2章 ルースター・シャフル形成の一般的特徴
第1節 ルースター・シャフルの形成要因からみた諸類型
第2節 ルースター・シャフル形成の全国的傾向
第2章 注
第3章 東アゼルバイジャン州ミヤーネ周辺における具体相
第1節 はじめに—地域の特徴
第2節 トルキャマンチャーイの現状
第3節 トルキャマンチャーイの学校事情
第4節 ヴァランケシュ
第5節 ソウメエ・オリヤー
第6節 結語—ルースター・シャフルの共存と発展
第3章 注
第4章 エスファハーン州ザーヤンデルード川流域における具体相
第1節 はじめに—地域の特徴
第2節 アーデルガーン
第3節 レンジュ
第4節 フーレンジャーンと三村統合
第5節 ヴァルザネとその周辺
第6節 結語—村落統合の難しさ
第4章 注
第5章 フーゼスターン州デズフール周辺における具体相
第1節 はじめに—地域の特徴
第2節 シャムサーバード
第3節 ガルエ・セイエド
第4節 シャハラケ・トウヒード
第5節 アンジーラク
第6節 結語—経済格差と農村統合のゆくえ
第5章 注
第6章 結論
巻末付録
巻末付録1 第一段階調査の時系列的説明
巻末付録2 ルースター・シャフル調査項目
巻末付録3 訪問先ルースター・シャフル一覧
巻末付録4 訪問先ルースター・シャフルの位置図
参考文献
地名索引
人名索引
事項索引