イベント・セミナー情報
国際ワークショップ「インド北東地域とバングラデシュ連結性再考: 日本はどう関与していくことができるのか」
Workshop on the “Revisiting Connectivity Issues between India’s Northeast and Bangladesh, and the Prospects for Japan’s engagement”
募集は締め切りました
本ワークショップでは、グローバルサウスの主要国であるインド北東地域とバングラデシュの連結性に関する調査の成果と知見を共有し、同地域の中長期的な発展に対する日本の今後の関与について議論します。
南アジアは現在、地理的隣接性ならびに歴史的、社会文化的な共通性を有するにもかかわらず、経済的、物理的な連結性が遅れた地域となっています。インド北東地域とバングラデシュは、1947年のインド・パキスタン分離独立、さらに1965年の第2次印パ戦争で失った連結性を、過去15年間、両国の政府主導で徐々に回復を進めてきました。その両国に対して、日本は、「自由で開かれたインド太平洋」戦略の一環として、「インド北東部とバングラデシュを一体の経済圏としてとらえ、地域全体の成長を促すためのベンガル湾・インド北東部の産業バリューチェーン構想」(2023年インドでの岸田首相演説)を提唱し、二国間援助を通じて様々なプロジェクトを、両国で推進してきました。しかしながら、2024年8月、バングラデシュで起きた政変の結果、インドと緊密な関係を築いたハシナ政権が崩壊したことを契機に、インド、バングラデシュの関係は一気に冷却化しました。
そこで本ワークショップでは、上記の情勢変化を踏まえ、インド北東地域とバングラデシュにおける連結性の現状を、実施中の調査ならびに専門家からの知見の共有によって確認し、同地域の中長期的な発展に、日本としてどのように関与していけるのかを議論します。
※ワークショップは会場参加のみの開催です。
開催日程
2025年1月22日(水)14時~17時
(13:30~受付開始)
会場
日本貿易振興機構アジア経済研究所 C21会議室(オンラインの配信はございません)
〒261-8545 千葉県千葉市美浜区若葉3-2-2
アクセスはこちら
対象・定員
対象地域の課題に関心を持つ、政府、企業等関係者
上限30名(先着順)※申し込み期日以前も、定員になり次第締め切ります。
使用言語
英語(日本語への通訳はございません。)
参加費
無料
主催
日本貿易振興機構アジア経済研究所
プログラム
※プログラムは予告なく変更の可能性があります。
時間 | 講演者(敬称略) |
---|---|
総合司会:今泉 慎也(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター長) |
|
14:00-14:10 |
趣旨説明:村山 真弓(ジェトロ・アジア経済研究所 理事) |
14:10-14:30 |
調査結果報告(1):Afaq Hussain 氏(Director, BRIEF Pvt. Ltd.). |
14:30-14:50 |
調査結果報告(2):安藤 裕二(ジェトロ・ダッカ事務所長) |
14:50-15:00 |
質疑応答 |
報告 |
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15:00-15:20 |
報告(1): 「インド北東地域の開発と連結性改善への取り組みの現状」(仮) |
15:20-15:40 |
報告(2): 「インド北東地域の現状とバングラデシュとの連結性:現場からの知見」(仮) |
15:40-16:00 |
報告(3): 「三カ国協力の可能性と課題」(仮) |
16:00-16:20 |
休憩 |
ディスカッション: |
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16:20-16:25 |
コメント(1): 堀本 武功 氏(岐阜女子大学 客員教授) |
16:25-16:30 |
コメント(2): 工藤 年博 氏(政策研究院大学 教授) |
16:30-16:35 |
コメント(3): 梅﨑 創(ジェトロ・アジア経済研究所 開発研究センター 経済統合研究グループ長) |
16:35-17:00 |
全体討論 |
お申し込み方法
お申し込みを締め切りました
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究事業開発課 (担当:藤松、鈴木環)
Tel:043-299-9667 Fax:043-299-9731
E-mail: R_promo2
*本イベントは、対外経済政策推進事業費補助金(グローバルサウス未来志向型共創等事業)によって実施されます