イベント・セミナー情報

アジア経済研究所 夏期公開講座

アジア経済研究所 夏期公開オンライン講座 コース1
「開発途上国における手話とろう社会の実情」

募集は締め切りました

※本講座はWEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等で、ZOOMが利用可能かご確認ください。

本コースでは、途上国の中から、東アフリカのタンザニア、南アジアのインド、東南アジアのフィリピンを取り上げ、各国のろう者が用いている手話の実情とろう者の置かれている言語状況について解説します。国連が2006年に採択した障害者権利条約は、早くも2008年に発効しており、わが国も2014年に批准しています。同条約でも繰り返し手話についての言及があるのにも関わらず、その実態は途上国ではなおさらよく見えていません。その実態についての調査結果を明らかにします。
皆さまのご参加をお待ちしています。

2023年アジア経済研究所 夏期公開講座 コース一覧

開催日程

2023年7月11日(火曜)13時30分~16時00分(日本時間)
※質疑応答、議論の状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります。

会場

オンライン(ZOOMビデオウェビナー)

ウェビナーご利用条件・免責事項

お申し込みの前に、「ウェビナーご利用条件・免責事項」をご覧ください。

プログラム

※進行状況により、予定の時刻を前後する場合があります。

時間 講師 講演テーマ・概要等
13:30~14:00 森 壮也
(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 主任調査研究員)
フィリピンの手話とろう社会
フィリピンにおけるフィリピン手話の成立史について歴史的な解説を行うと共に、ろう教育の発展がどのようにそれと関わっていたのかを同国で行われた実態調査も紹介しながら明らかにします。
14:00~14:30 古田 弘子
(熊本大学 教授)
インドの手話とろう社会br> インドの手話が「インド手話」になる経緯、その現在の位置づけについて、先行研究の知見を紹介した上で、訪問したろう学校・高等教育機関、研究機関の実態について報告しながら明らかにします。
14:30~14:40 休憩
14:40~15:10 宮本 律子
(秋田大学 教授)
タンザニアの手話とろう社会
タンザニア手話の成立の経緯と現状を解説し、ろう者を取り囲む教育制度を紹介しながら、メインストリームの音声言語と書記言語のあり方とろう社会の関係をケニアと比較しながら明らかにします。
15:10~16:00 講師全員 パネルディスカッション/全体質疑応答
全体についての質問を受け付けると共に、各地域の違いを超えた途上国全体としての手話の実情と各国の発展との関係・課題について考えます。

使用言語

日本語(手話通訳あり)

主催

ジェトロ・アジア経済研究所

お申し込み締め切り

お申し込みを締め切りました

受講料

(1) 賛助会正会員賛助会個人利用会員:無料(賛助会へのご入会お申し込みはこちらから
(2) ジェトロ・メンバーズ:2,000円
(3) 大学生・大学院生:2,000円(賛助会正会員の大学に所属する大学生・大学院生は無料)
(4) 高校生以下:無料
(5) 一般(上記以外):4,000円

※ 賛助会員と夏期公開講座の受講者限定で、講座終了後に講座動画のオンデマンド配信を予定しています。復習にご活用ください。

お支払い

銀行振込、またはカード決済を選択してください。
お申し込み後、登録いただいたメールアドレスにお支払い方法のご案内を送付します。

お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課

営業時間:9:30~17:45(休業日:土曜、日曜、祝日)
Tel:043-299-9536 Fax:043-299-9726
E-mail:kakikoza E-mail

特定商取引法による表示
販売業者 独立行政法人日本貿易振興機構
運営統括責任者 信谷 和重
所在地 107-6006 東京都港区赤坂1-12-32
受講料以外にかかる費用 銀行振込の場合は、振込手数料
支払い方法 クレジットカード、または銀行振込
代金の支払い時期 セミナー当日の5営業日前まで

※ お支払いいただいた受講料は、返金できかねますので、ご了承ください。
※ 領収書は、お客様のクレジットカード明細、および支払い後に送信される支払い完了メールにて代えさせていただきます。
領収書が必要な場合は、上記メールアドレスにご連絡ください。