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アジア経済研究所 オンライン講座
『アジア動向年報2022』刊行記念セミナー―アフガニスタン、ミャンマーの政治動向と見通し
※本講座はWEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等でZOOMが利用可能かご確認ください。
募集は締め切りました
(左)アフガン政府を支持して武器を手に取る人々、(右)ミャンマーの首都ヤンゴンで軍事クーデタに抗議する人々
2021年、アジアの2カ国では政治の不安定化により治安が急速に悪化しました。アフガニスタンでは、4月にアメリカが駐留米軍の撤退を当初予定の5月から9月に延期すると発表して以降、ターリバーンが全土で勢力を強め、次々と主要都市を手中に収めていきました。そして8月中旬、首都カーブールがターリバーン制圧下に入る中で、多数の市民がカーブールからの脱出を図る事態となりました。一方、ミャンマーでは2021年2月に軍事クーデタがおこり、市民による抗議デモを国軍が力でねじ伏せようとする中、反クーデタ勢力と国軍の対立が先鋭化し、内戦が拡大して多くの犠牲者が発生しました。国軍が政府機構を支配する一方、反クーデタ勢力は「国民統一政府(National Unity Government、NUG)」を発足させ、二つの政府が並行して存在する、不安定な状態が続いています。
本講座では、ミャンマー、アフガニスタン2カ国の2021年の政治動向を踏まえ、現状と今後の見通しについて解説します。
皆様のご参加をお待ちしております。
開催日程
第2回:2022年5月31日(火曜)14時00分~15時30分 (日本時間)
※質疑応答、議論の状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります
会場
オンライン(ZOOMビデオウェビナー)
講演テーマ・講師等
時間 | 講演内容・講師 |
---|---|
14:00~14:10 |
趣旨説明、動向年報/バンドル版の紹介 ・山田 紀彦(ジェトロ・アジア経済研究所 地域研究センター動向分析研究グループ長) |
14:10~14:35 |
2021年のアフガニスタン:概観と展望 |
14:35~15:00 |
ミャンマー:軍クーデタの発生と複合危機の進行 |
15:00~15:05 |
休憩 |
15:05~15:30 |
質疑応答 |
15:30 |
閉会 |
※プログラムは予告なく変更の可能性があります。
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
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2010年から2019年のアジア動向年報を各国別にまとめた動向年報バンドル版、これまでのアジア動向年報のバックナンバーは、下記URLからご覧になれます。『アジア動向年報2022』は5月23日頃刊行予定です。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Doko.html
本講座に登壇する長田紀之研究員の研究は、IDEスクエアでも解説しています。
IDEスクエア 世界を見る眼
「(2020年ミャンマー総選挙)クーデター後、国軍は何をしようとしているのか?」
https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Eyes/2021/ISQ202120_009.html
参加費
無料
次回セミナーのご案内
『アジア動向年報2022』刊行記念セミナー第3回は香港、韓国を対象に6月20日(月曜)14時00分から開催予定です。第3回のお申し込み案内は、6月初旬を予定しています。第3回のセミナーにも是非ご参加ください。
写真の出典
写真左:Abdulbasir Ilgor (VOA), Public domain, via Wikimedia Commons
写真右:VOA Burmese, Public domain, via Wikimedia Commons
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel:043-299-9536 Fax:043-299-9726
E-mail: seminar