イベント・セミナー情報
2015年アジア経済研究所夏期公開講座(東京)
コース2 習近平体制の中国-現状と展望
習近平を中核とする中国の指導体制は発足後2年半余りが経過しました。この間、政治面では、腐敗退治が拡大する一方で習個人への権力集中が進み、経済面では「新常態」を維持しつつ改革・開放を推進するというスタンスが明確化してきています。他方、ミクロの日中経済関係では、深く中国に根付き、発展する中小企業が登場しました。本講座では、各分野の専門家が、中国の政治・経済・産業に現れてきた様々な潮流を紹介し、今後の展望を試みます。
開催日時
2015年7月24日 (金曜) 13時00分~17時00分
会場
ジェトロ本部 5階 ABCD会議室
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 | |
---|---|---|---|
13:00-13:05 | 開会挨拶 | ||
1 | 13:05-14:05 |
佐々木 智弘氏 (防衛大学校准教授) |
習近平指導体制の確立と今後の政治動向 習近平指導体制の2年半を検証し、習近平が権力を独占し権威を高めている状況とともに、「一党支配の正当性」調達の危機への対応を明らかにし、今後の中国の政治動向を展望します。 |
2 | 14:05-15:05 |
大西 康雄 (新領域研究センター上席主任調査研究員) |
習近平政権の経済運営と今後の課題 習指導体制は「新常態」をキーワードに、安定的な経済成長下で改革・開放の推進を図ろうとしています。その経済運営の妥当性につき評価するとともに、今後の課題を探ります。 |
3 | 15:20-16:20 |
丁 可 (地域研究センター東アジア研究グループ) |
日系中小企業による中国市場開拓の現状と課題 中国へ進出した中小企業には、日系サプライチェーンの枠を超えて、非日系企業との直接取引により事業を拡大している企業が増えています。こうした「勝ち組」企業の秘訣を紹介します。 |
4 | 16:20-17:00 | 講師全員 |
パネルディスカッション フロアからの質問に応答する中で講義内容を補います。 |
使用言語
日本語
受講料(1コースあたり)
- 一般:4,000円
-
アジ研賛助会正会員 、ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着2名まで無料。3人目より4,000円/人
※3人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をいたします。 - アジ研賛助会個人利用会員 :2,000円
- 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、必ず申込時に学生証コピーの添付をお願いします。添付が無い場合いは一般料金となります)
※東日本大震災による被災中小企業・中小企業団体様は 被災企業・団体様向け有料サービスの無償提供のご案内 をご覧ください。
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza