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zambiaShoprite

会社概要と沿革

Shoprite Holdingsは投資企業であり、その連結子会社が、消費財の小売販売をアフリカ大陸において最大規模で行っている。Shoprite Groupは、アフリカ全域にわたる17の国で1068の共同店舗、275のフランチャイズ・アウトレットを経営しており、グループの店舗数は1343である。

Shopriteの企業グループは、1979年にケープタウンのスーパーマーケット8店舗を100万R(南アフリカランド)で購入したことからスタートした。1983年に同社は、北ケープ州のHartswaterに、西ケープ州外では最初の店舗を開いた。その1年後ShopriteはAckermansから食料品6店舗を購入、そこから急速な成長が始まった。1986年にブラームフォンテインで開店してフリーステート州まで拡大、ヨハネスブルグ証券取引所(JSE)に上場した(株式総額2900万R)。2年後には旧トランスバール州に2店舗を開店。最初の店はポロクワネ(旧ピーターマリッツバーグ)にある。

1990年にナミビアに進出、1991年にはCheckersの全国チェーン網を、1997年にはOK Bazaars Groupを買収した。2000年、ジンバブエ、ウガンダ、マラウィ、レソト、エジプトに第一号店を開店。2002年、マダガスカルのフランス系スーパーマッケトChampionと、Score Supermarketsのタンザニア権益を獲得した。2004年にインドで卸売事業を開始し、2005年にはFoodworldの13店舗とComputicketを買収、Shoprite Liquor Shop一号店を開店、ナイジェリアにも参入した。2007年、Shopriteはコンゴ民主共和国への8000万USドルの投資を発表した。

Shoprite Holdings Ltdの構成は以下の通り;
Shoprite Checkers:Shoprite(380店舗)、Checkers(132店舗)、Checkers Hypers(24店舗)、Usave(148店舗)、20の配送センター、OK Furniture(199店舗)、OK Power Express(14店舗)、House & Home(46店舗)、ファーストフードのHungry Lion(125店舗)。
OK Franchise Division:コンビニエンスストアのOK MiniMark(26店舗)、OK Foods(24店舗)、OK Grocer(75店舗)。卸売のMegasave(43店舗)、OK Value(26店舗)、Sentra(81店舗)。
これに買入れのパートナーが加わる。

Shopriteのザンビアにおける事業は、1995年に民営化プログラムの一環で6つのビルを購入したことから始まった。1996年までに国営小売店のチェーンすべてをShopriteの経営下に置いた。最初にShopriteが改装開店した店舗はルサカのCairo Roadにある。Shoprite Zambiaは、現在18ヵ所のスーパーマーケット(店名はAfrica Supermarkets)、7ヵ所のHungry Lionをもつ。生鮮野菜・果物のディストリビューターであるFreshmarkは、ルサカとキトウェに倉庫をもっている。

国内の所在地

Chilenje
住所: Plot 169, Penda Road, Cilenje
電話: 00 260 2 312253

Chingola
住所: Plot 141, Kwacha Street, Chingola
電話: 00 260 062 22233

Chipala
住所: Plot 8, Umodzi Highway, Chipata
電話: 00 260 5 222456

Kabwe
住所: Plot 149, 1241 Mumbuna Crescent, Kabwe
電話: 00 260 2 229518

Kitwe
住所: Plot 135, Matoka Avenue, Kitwe
電話: 00 260 3 324410-12

Livingstone
住所: Plot 482/3, Kaponda Avenue, Livingstone
電話: 00 260 2510160/ 510030

Luanshya
住所: Plot 33, Zaone Avenue, Luanshya
電話: 00 260 1 231755/ 229886

Lusaka Megasave DC
住所: Plot 1468/9, Kafue Road, Lusaka
電話: 00 260 1 251155/ 230313

Manda Hill
住所: Plot 19255, Cnr GreatEast & Manchinchi Roads, Mandahill
Centre, Lusaka
電話: 00 260 2 821847

Mansa
住所: Plot 309, Chitimukulu Road, Mansa
電話: 00 260 1 249055

Matero
住所: Plot 122, Off Commonwealth Road, Matero
電話: 00 260 32 30404/ 30668

Mazabuka
住所: Plot Sub A, Farm 1246, Livingstone Road, Mazabuka
電話: 00 260 7 221397/ 221425

Mongu
住所: Plot 306, Cold Storage Road, Mongu
電話: 00 260 2 412855

Mufulira
住所: Plot 1161, Buteko Avenue, Mufulira
電話: 00 260 2 612121/ 612122

Ndola
住所: Plot 91, President Avenue, Ndola
電話: 00 260 8 821494 / 821491

Solwezi
住所: Plot 960, Independence Road, Solwezi

製品・サービス

このグループの主要ビジネスは、すべての所得水準の消費者への食品販売である。Freshmarkは南アフリカ最大の果物・野菜のディストリビューターであり、Shoprite Groupの440店舗および他の小売販売店に生産物を供給している。Shoprite GroupにはOK FurnitureとHouse & Homeというふたつの家具販売部門がある。OK Furnitureは一般大衆が対象、House and Homeは高級店。

アフリカ最大の精肉サプライヤーであるMeat Market Divisionは、すべてのShoprite店舗とCheckersおよびCheckers Hyperにおいて、高級部位であるプライムカットと、高品質で新鮮な肉を提供している。ファーストフードはHungry Lionが販売しており、南アフリカに47店舗、他のアフリカ諸国に18店舗ある。この他に32の酒類販売店をもつ。

主要なサービス全般を提供するstarter pack、プリペイド/リチャージのチケット、バス乗車券を店内で販売している。Shoprite主要店にはMedi-Riteというドラッグストアも設置されている。また現在500以上の店舗では航空券の購入が可能になっている。

従業員数

Shopriteグループのザンビアにおける1692年の従業員数は 81,000人。

財務情報

経営の中核である南アフリカのスーパーマーケットの販売額は、2009年6月30日の年度末決算で22.8%の増加。グループとしての売上総額は、国外小売部門を合わせ590億3000万R(72億USドル)。Shopriteの国外ビジネスは、売上高で前年度比39.9%の増加であった。

2008年6月までの12ヵ月間では、Shoprite Groupの売上高は22,3%増の470億7000万R、既存店ベースでは18.0%の成長であった。

同じ2008年6月までの12ヵ月間においてグループが南アフリカ以外の地域で経営するスーパーマーケット100店舗の売上高は前年度比38.3%の増加で、既存店ベースでは30.2%の成長であった。同期間における純利益は、前年度比40.8%増の9億6200万R。アフリカ各国での収益は総収益の14%を占め、前年の12%を上回った。

市場シェア

Shopriteグループにとってザンビアは、南アフリカ外では最大の、最も成長したビジネスである。Zambia Investment Centreによればザンビア国内小売市場の39%を占め、ザンビアでは最大の小売販売業者である。

事業目的

Shopriteの目標は、最新のショッピング環境で、アフリカのすべてのコミュニティーに、食品と家庭用品を最も安い価格で提供することである。

ビジネスモデル

サプライチェーンのコントロールが鍵である。10年間以上にわたり、インフラ、ソフトウェアソリューション、技能と知識に投資してきた結果として、他の競争相手よりも長い期間にわたって低価格を維持できるメカニズムを生みだし、自社の配送センターから大量の商品を常時提供できる体制を維持している。これは、最小コストで顧客の心をつかみ、売上増加を維持するための勝利の秘訣である。Shopriteのサプライチェーン構築戦略は、卓越した競争力とリスク管理能力をもたらすだけでなく、健全なビジネスセンスを生み出した。

効率性を向上させるために意欲的に取り組む一方で、バリューチェーンの維持と管理を積極的に継続している。焦点は、在庫管理、輸送の最適化、業務の生産性、店舗経営の4分野である。こうした活動によって経費削減とキャッシュフローの改善がえられている。在庫レベルは増加しているが、先行買いについては科学的なアプローチを採用している。結果として低価格を維持し、同時に製品のアベイラビリティを高レベルで確保している。

このグループの2つの主要なチェーンであるShopriteとCheckersの販売戦略において、ますます重要度を増しているコンセプトがMoney Marketである。その目的は、「町の中で」顧客がしなければならないことの大半を可能にして、顧客の時間を節約することである。つまり、日用品の購入、各種支払い、ショーやスポーツイベントの座席予約、航空券の予約を一ヵ所でできるようにすることである。これによってグループのスーパーマーケットは、独自のサービスレンジを消費者に提供するデスティネーション・ストアになることができる。

2007年10月段階で経営陣は、低所得層のために主食を中心とした食材の販売価格を下げる決定をした。これにより、一購入機会当たりの価格増が、食品のインフレ率以下におさえられたが、Shopriteへの来客数は増加した。事業コストは慎重に管理されているので、経費の増加よりも売上額の増加のほうがはるかに大きかったため、営業利益は大幅に増加した。

南アフリカ以外の地域に関してShopriteは、成長ポテンシャルが高く豊かな天然資源をもつ市場に焦点を合わせている。資源は将来の経済成長をもたらし、一人当たりGDPと消費支出を引き上げる。Shopriteは、南アフリカのショッピングセンター開発の経験を、国境を越えた投資のモデルにしている。このようなショッピング・モールは、地域の消費や都会の環境を劇的に変える。地元のインターネットストアや音楽CDショップが、しばしばこのクラスターには含まれる。多くの地域でShoprite Groupは、地域社会とのパートナーシップを築いている。

株主・所有権益

Shoprite Holdings LtdはJSE上場企業で、ナミビアとザンビアの証券取引所には二次上場している。その株の大半は5000の株主によって保有されている。

子会社の株

政府との関係・社会貢献

民営化前の過程においては、政府機関と公社が多数の小売販売店を運営していた。そのなかにはZambia Consumer Buying Corporation(ZCBC)、国営ホームストア、Mwaiseni、ZAMHORT(園芸農産物の販売)などがあり、ザンビアのすべての州に点在していた。政府は、損失が発生していた小売販売店チェーンをShopriteに売却することでリテール部門から撤退した。この期間Shopriteは、期間免税やその他のインセンティブをえていたので、地元のチェーンよりも優位な立場にあった。期間免税は5年後に終了したため、Shopriteは他の地元チェーンや独立小売業者と対等に競争しなければないことになった。

免税期間が終わってShopriteがザンビアから撤退を試みたとき、ザンビアでの経営が注目の的になった。撤退を発表した後、労働者たちはスーパーマーケットに対して法的な訴えを申請した。ザンビアの最高裁は、Shopriteがザンビア人労働者へ手当てを支払うまで、撤廃と財産の持ち出しを禁じた。高等裁判所の判断により、Shopriteは株を売却してザンビアから出ていくことを希望しても、約800人の労働者が手当てを受け取るまでは、資本および財産の移転ができなくなった。この判決が出たことで騒動は沈静化し、Shopriteはザンビアでの経営を継続することにした。

ザンビア政府は、国外直接投資を維持し誘致するための政策を打ち出した。これによってザンビア投資センター(Zambia Investment Centre: ZIC)が設置され、後に他の機関と合併して、ザンビア開発庁(Zambia Development Agency: ZDA)が設立された。ZICのインセンティブは一般的なインセンティブと特定のインセンティブとからなり、Shopriteにも適用された。一般インセンティブは法令で規定されており、a) 設備の消耗・破損、b) 翌年度への損益移転、c) 教育・訓練支出に対する税金控除、d) 農村地域への投資インセンティブからなる。

一般インセンティブに加え投資家に対しては、企業設立、再建、拡大に必要とされるすべての機械・設備類(自動車を除く)の関税と消費税の控除を受けられる。ZICのインセンティブは、新たにZDAが設立されたことで改定・拡大された。この条例により与えられるインセンティブの有効期間は、ライセンス、許可、証明の発行日から5年間、ないしは担当の財務大臣が指定する期間である。Shopriteはこうしたインセンティブによる利益をえた。

製品開発

最近18ヵ月間に導入されたサービスとして重要なものに、南アフリカにあるグループのスーパーマーケット店舗に、リアルタイムで送金ができるというものがある。このサービスは主に、銀行口座を持たない低所得層の顧客をターゲットとしている。そのほか、担保のない人に対して、友人、家族、仕事仲間に、どの金融機関よりも安い手数料で、一度に5000Rまで送金できるサービスを提供している。