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tanzaniaAfri Tea & Coffee Blenders (1963) Ltd (ACTB)

会社概要と沿革

同社は1963年にBrookebond Tanganyika Ltdとして設立され、ロンドン拠点のブルックボンドグループによって運営されていたが、その後Tanzania Tea Authority (T.T.A)を介して、政府が運営していたTanzania Tea Blenders Ltdに所有権が譲渡された。2002年9月に政府は所有権を民間企業に売却し、Tanzania Tea Blenders (2002) Ltdと改称された。2008年10月、Afri Tea and Coffee Blenders (1963) Ltd(ACTB)に改称された。

ACTBはタンザニアの11地域に9支店と代理店1店があり、あらゆるスーパー、ディスカウントストア、卸売業者、小売業者、ホテル、施設に商品を供給している。

同社は高品質のコロネル紅茶が栽培されているIringa州NjombeのLupembe茶農園、Tanga地域LushotoのMponde茶工場、およびUnilever Teasから茶葉の供給を受けている。同社のアフリカフェ(Africafe)は国際的に評価されたインスタントコーヒーである。同社によると、アフリカフェは東アフリカから日本市場に輸出されている唯一のパック入りインスタントコーヒーである。

同社の工場は、年間3000トンを超える紅茶、300トンを超えるインスタントコーヒーパウダー、750トンのローストコーヒーとグラウンドコーヒーを生産している。

同社は有機製品の加工販売に関するIMO認証を取得している。2008年4月にISO 9001:2000取得企業となった。

国内の所在地

Lugoda Street, Dar es Salaam, Tanzania: Telephone: +255 (22) 2112430 +255 (22) 2131145; Fax: +255 (22) 2115347

製品・サービス

主な事業活動は、紅茶のブレンディングとパッキング、インスタントコーヒーのパッキング、ピュアコーヒーの焙煎、粉砕、パッキングである。アフリカフェは高品質のアラビカ豆とロブスタ豆を使用して添加物を加えずにスプレードライされた100%ピュアインスタントコーヒーパウダーである。

紅茶製品には、アフリカンプライド(African Pride)ティー、アフリカンプライド・ティーバッグ、アフリカンプライドMasalaティー、キリマンジャロティー(茶葉)、キリマンジャロティーバッグ、タグ付きキリマンジャロティーバッグ、サファリ・ティー、グリーンラベル(Green label)ティー、グリーンラベル・ティーバッグ、シンバ・チャイ(Simba Chai)がある。

コーヒー製品には、アフリカフェピュア(Africafe Pure)インスタントコーヒー(缶入り)、アフリカフェピュア・インスタントコーヒー(小袋)、アフリカフェ3 in 1 mix、アフリカフェ・ゴールド、アフリカフェ・サファリがある。

従業員数

123名。

財務情報

2008年の月間売上高は9億Tshs(タンザニアシリング)

市場シェア

紅茶の市場シェアは約51%、インスタントコーヒーの市場シェアは90%を超えている。

事業目的

「農業栽培の改善を通じて紅茶の生産と品質を向上させ、2012年までに第2工場を建設すること。」

ビジネスモデル

ACTBの戦略は、新製品の投入、既存製品の改善、プロモーションと宣伝広告と流通による高品質製品の積極的な販促、ブレンディング・パッケージング・ブランド設定の拡張により、国内市場と海外市場でのシェアを拡大することである。

製品パッケージングについては、印刷済み内部ライナーの使用、印刷済みセロファンシートでパケットを覆う、偽製品を識別するためバッチに生産情報を記録、製造日、バッチ番号、有効期限の付記、全情報のコンピュータ化、各パケットにシリアルナンバーを印刷など、すでに改善されている。

株主・所有権益

Lushoto Tea Companyが100%所有している。

政府との関係・社会貢献

紅茶産業が自由化されるまでTanzania Tea Blenders, Ltd(現ACTB)は政府所有の独占企業であり、国内消費向けに紅茶のブレンディング、パッキング、流通販売を行っていた。紅茶セクターは再編成されたが、紅茶審議会(Tea Board)と農業食糧安全保障省は現在も強大な監督権をもっている。例えば、1997年に定められた紅茶法第22条によると、紅茶審議会は「同会が十分とみなす理由があれば」ライセンスを取り消すことができる。1999年の紅茶規制法第29条は、「同審議会は国内市場と輸出市場の品質問題に関する最終的な裁定者である」と定めている。

紅茶審議会の規制に違反した場合の罰金は高額に設定されており、最高US$ 2,000を科せられることも多い。このような厳しい罰則金にも関わらず、タンザニア国内の紅茶需要の3分の1は「禁制の」輸入品によって占められていることから、紅茶の密輸業者が逮捕されていないか(禁止令が効果的でないか)、あるいは逮捕されても罰金が科せられていない(禁止令が汚職につながっている)可能性がある。

紅茶の製造業者は最大44種の税金、課徴金、ライセンスの対象となる。茶農園に課せられる給与課税は主要な財務負担になっており、賃金を上昇させ雇用を妨げている。

紅茶産業に対する税金には、農園価格の5%に当たる地域農産品目的税、1.2% FOBの印紙税、2% FOBの源泉徴収税、3.5%の紅茶審議会研究拠出金、法人税、固定資産税、付加価値税(VAT)、VAT純売上高の0.3%のサービス税が含まれる。2%の輸出税は1998年7月に廃止され、農地税は1ヘクタール当たり600タンザニアシリングから200タンザニアシリングに下げられた(2001年11月現在、為替レートは1米ドル900タンザニアシリング)。

製品開発

2007-2009年に、同社は数種類の新製品を発売した。キリマンジャロ・インフュージョン・ハーブティー、イングリッシュブレックファースト・ティー、アールグレイティー&アイスティー、健康茶(ハイビスカス、カモミール、ルイボス、緑茶)、アフリカフェ・サファリブレンド・グラウンドコーヒー(深焙煎、中挽)、アフリカフェ・サファリブレンドコーヒー豆(深焙煎)、アフリカンプライド・ティー・ゴールドブレンド(250g)、グリーンラベル(50g小袋)、シンバ・チャイTangawizi(50g)、シンバ・チャイ(10g)である。