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nigeriaSeven-up Bottling Company セブンアップボトリング

会社概要と沿革

セブンアップボトリングは、有限会社として1960年にナイジェリアで操業を開始した。現在のSeven-Up bottling company Plcは国内最大製造業者のひとつであり、ナイジェリアで最も有名で広く消費されているソフトドリンクのディストリビュターである。ナイジェリア国内に9場をもっている。

1926年にナイジェリアに移住したレバノン人のMohammed El-Khalilが同社を設立した。彼は現会長Faysal El-Khalilの父親である。運送業で成功して西アフリカ最大の運送会社(El-Khalil Transport)を打ち立てたのちに、事業の多角化を求めて転進した。1990年代初めにPepsi InternationalがSeven-Up Internationalを買収したさい、同社がナイジェリアにペプシ・ブランドを導入した。

国内の所在地

247 Moshood Abiola Way, Ijora, Apapa, Nigeria;
Voice: +234-1-5803420-9; Fax: +234-1-5877146, 5873030

製品・サービス

セブンアップボトリングはソフトドリンクのボトリングと販売を行っている。同社の製品は、7-UP、ミリンダ、マウンテン・デューの商標名で販売されている。

従業員数

3,458名。

財務情報

2004~2008年に7-upの売上は150億ナイラから305億ナイラまで、年平均15.4%で増加しており、税引後利益は年間7%で成長している。

(百万ナイジェリアナイラ) 2005年4月2日 2006年4月2日 2007年4月2日
(再分類)
2008年4月2日
収入 17,346.7 22,071.7 27,309.1 30,572.2
総収入 17,346.7 22,071.7 27,309.1 30,572.2
売上原価 10,117.5 13,089.1 16,293.4 18,058.7
粗利益 7,229.1 8,982.6 11,015.7 12,513.6
販売費、一般経費、経理費の総額 5,393.0 6,908.6 8,359.3 9,246.7
その他の営業経費 -3.2 -3.5 -14.2 -10.9
その他の営業経費の総額 5,389.8 6,905.1 8,345.1 9,235.8
営業利益 1,839.3 2,077.5 2,670.6 3,277.8
支払利子 -191.9 -278.6 -606.9 -673.3
利子所得と投資所得 -- 2.8 4.3 4.5
純支払利子 -191.9 -275.8 -602.5 -668.8
その他の営業外所得(営業外費用) -127.9 -94.7 -107.5 -129.3
異常盲目を含まないEBT 1,519.5 1,707.0 1,960.6 2,479.7
資産売却益(損益) -- -1.0 0.2 1.1
異常項目を含むEBT 1,519.5 1,706.0 1,960.7 2,480.8
法人所得税費用 565.2 538.8 741.3 871.9
継続的事業活動からの収益 954.3 1,167.2 1,219.4 1,608.9
純利益 954.3 1,167.2 1,219.4 1,608.9
異常項目を含む1株当たり純利益 954.3 1,167.2 1,219.4 1,608.9
異常項目を含まない1株当たり純利益 954.3 1,167.2 1,219.4 1,608.9

市場シェア

セブンアップは1位のNigeria Bottling Company (NBC)に肉薄しており、パッケージドリンク業界で2番目の市場シェアを占めている。しかしNBCに比べ収益の持続可能性、価格付け、コスト管理の面では、セブンアップのほうが安定している。

事業目的

「2010年までにナイジェリアで最も評価される革新的な会社になること。」

ビジネスモデル

同社の戦略的重点は、強力なマーケティング、継続的な技術革新、飲料市場でのシェアを拡大して収益性を高めるための新製品導入、広範な販売ネットワーク(200のディストリビューター)にある。また、製造能力の増強と営業販売の強化による売上の向上、定期的な昇進も重視している。

株主・所有権益

セブンアップはSeven-Up Limitedの名称で、非上場有限会社として1959年にナイジェリアで設立された。1990年の会社関連法に従って、1991年にSeven-Up Bottling Company Plcに名称を改めた。

株式の過半(72%)はEl-Khalil 家が所有している。同家は、運送業から、ナイジェリア唯一のペプシコーラ商標の製造販売業者に転身した。

政府との関係・社会貢献

国立食品医薬品管理局(NAFDAC)は、輸入および国内生産された食品、医薬品、化粧品、医療品、水、化学製品の検査と承認を行っている。

数社の多国籍企業がナイジェリア国内での製造を、実質上コントロールしている。例えば、ソフトドリンク産業はNigerian Bottling Company(米コカコーラのフランチャイズ)とSeven-Up Bottling Company(米国のセブンアップとペプシのフランチャイズ)が独占している。

数社による市場独占は、ナイジェリアでの操業年数の長さを反映している。これらの会社は、競合他社が脱落したり市場参入に失敗したりした困難な軍事政権の時代に、ナイジェリア市場に対する資本投下を継続した。また、ナイジェリア法人の背後に控える巨大な多国籍親会社の存在は他を圧倒している。

ナイジェリアの法律では独占が法的に定義されていない。特定の製造業部門ですでに支配的地位をえている企業が、市場支配をさらに強化する例は多い。

製造業者は、誰に対しても、市場で決定された価格で商品を販売することが許されている。国外の商品を無認可で販売すれば訴えられる可能性があり、商品はナイジェリアの登録商標、ロゴ、特許で保護されている。通常、無認可の販売者は集団訴訟でまとめて訴えられる。多くの場合、裁判所は損害を受けた原告に対し「アントン・ピラー命令」を下し、保護された商品が保管されている倉庫やその他の指定場所に強制的に立ち入ることを許可する。アントン・ピラー命令により、このような集団訴訟の原告は、損害をもたらす商品を破壊処分する権限が与えられる。過去数年間に連邦高等裁判所は、保護製品の無認可販売を禁止するため、このような命令と差し止めによる救済を数回にわたって発行している。

商事会社が大規模な販売者に対してある程度のコントロールを及ぼそうと努力していると伝えられるが、ナイジェリアには再販価格を規制する法律が存在しない。このため、国内全土で価格が一定であることはほとんどない。一般に、自治体レベルで小売店を独占している小売業者は、自由に価格を設定することができる。

製造された物品や製品に対する価格統制法は存在しない。

製品開発

2009年にセブンアップはペプシライトと呼ばれる新製品をナイジェリア市場に導入した。また、同製品のウェブサイトが作成された。ペプシライトは健康志向の消費者をターゲットにしており、特に、十分な収入がありスリムな体を維持するために気を付けている16~30歳の若い女性や、健康を守るためにローカロリー飲料を好む消費者を対象にしている。