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moroccoCosumar

会社概要と沿革

1929年、Saint Louis de Marseilleが会社を創立。1967年に政府が50%の出資を行いCosumarとなった。1985年、ONAグループが企業支配権を取得。

カサブランカの製糖所に加え、CosumarはZemamraとSidi Bennour(Doukkala地方)に甜菜糖工場を所有している。2002年までSidi Bennourでは粗糖だけを生産し、製糖はカサブランカの工場にて行われていたが、2002年からは日量4500トンの甜菜からEC2基準品質の白糖が加工されるようになった。

2005年、Cosumarは、Suta、Sucrafor、Surace、Sunabelの国営会社4社を買収。Sunabelは西ルクス地方での主要な食品会社で、Ksar El Kebir) (1978年設立、Sidi Allal Tazi、Mechraa Bel Ksir(1968年設立)の3ヵ所に生産所がある。Sunabel は、1日13,000トンの甜菜糖を生産することができ、「El Bellar」商標で販売するグラニュー糖、双糖、液糖を生産している。

Suraceはサトウキビ生産の会社で、1日10,500トンの蔗糖を生産することができる。3つの事業体がBel Mechraa Ksiri、Ksibia、Laâouamraにあり、「Al Kasbah」名でグラニュー糖を販売。

Sucraforは1972年に創立され、Oriental地方で唯一のキャンディー製造会社である。1日3000トンを加工することができる。SutaはOuled Ayadにある工場で、1971年より営業しており、「Palm」商標の砂糖およびグラニュー糖、また副産物の双糖、液糖などを生産している。

国内の所在地

8, rue Mouatamid Ibnou Abbad BP 3098 Roches Noires, Casablanca, Morocco;
Telephone: +212-5-22678300
Telefax: +212-5-22241071

製品・サービス

当グループの主要な活動は、様々な形状の砂糖の抽出、製造である。主な事業は、砂糖棒、角砂糖、グラニュー糖の製造。主要な顧客は、卸売業者、食品業者、製薬業者。製品は、様々な業者を経てモロッコ国内各地で販売されている。

従業員数

2,571名

財務情報

連結利益:57億ディラハム、年間生産量:砂糖1,119,000トン、液糖200,000トン、パルプ190,000トン

市場シェア

Cosumarは砂糖の製造、輸入、製糖、ブランディング、流通における市場をリードしている。Cosumarは国内生産70%を占める。

事業目的

「砂糖産業を支え、価値連鎖の全ての段階における能力を確保する」

ビジネスモデル

モロッコの農業は国内経済発展において、重要な役割を担っている。Cosumarグループは砂糖産業を近代化し、この分野が国内経済の重要な成長勢力となるよう努力を投じている。これに関連し、同社は 2008年、「グリーン・モロッコ」に関して、政府と砂糖業連合会(FimaSucre) の間に結ばれた協定を承諾。「グリーン・モロッコ」プロジェクトでは、現在の480,000トンから2013年には657,000トンへ、砂糖の生産量拡大を目指している。

このプログラムの一環として、Cosumarが計画していることは次の通りである。砂糖作物のコスト削減、生産性向上、技術品質の改善による農業機能の向上。抽出作業の改善および労働生産性の向上による産業機能の向上。エネルギーコスト、流通コスト、製造の最適化。灌漑用水の改善。研究開発のステップアップ。砂糖製品の流通経路の改善。

Cosumarは、2005年に国内4社を買収し、砂糖産業の向上、農業、工業機能の改善を目的とした「INDIMAGE 2012」プログラムを開始。甜菜栽培の機械化を導入、節水のための細流灌漑方式を採用、機械による植え付け、収穫を開始し、このプログラムにより、砂糖の生産量は1ヘクタール当たり20%増加した。

更にCosumar SAは、3億7200万ディラハムを次のプログラムへ投資した。棒砂糖の製造と梱包を機械化する製糖設備の近代化。生産性と最終製品の品質向上。製糖機能(抽出率、燃費、水)を改善することによる競争力の強化。

研究開発部門は、次のことを計画している。製品の評判とイメージアップ。品質とパッケージングに対する、変化する消費者の期待に応える新製品の開発。新技術導入による性能の向上。外部拡大チャンスの認識と評価。

株主・所有権益

Cosumarの55.5%をONAグループが所有

政府との関係・社会貢献

Cosumarは、食品安全の保証、農業従事者の収入改善、天然資源の保護、国内・海外の農業の統合を目的とした、政府の「グリーン・モロッコ」計画に同意している。

市場では政府の関与なく自由に商品価格を設定できるが、ガソリン、植物油、砂糖、補助金付小麦粉などの主要産物は例外となっている。モロッコは、WTOの定める特恵関税168%により、国内産業を保護している。

製品開発

砂糖生産能力の増強。具体的には、棒砂糖の生産、梱包を自動化、砂糖農園面積を拡大、製糖設備の改善に16億ディラハムの投資計画、カサブランカの製糖所拡大と近代化に20億ディラハムを投資。