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botswanaAfrican Copper Plc アフリカン・コッパー

会社概要と沿革

アフリカン・コッパー社は、ボツワナで銅鉱床を探鉱し開発している企業グループの持ち株会社である。同社は現在Mowana 鉱山 (以前はDukweプロジェクトと呼ばれた) で最初の銅鉱山を商業化しつつあり、Matsitama プロジェクトでの探鉱の許可証を所有する。

アフリカン・コッパーは以前 Afrinewco plc と呼ばれていたが、2004年3月に名称をアフリカン・コッパーに変えた。同社は2004年2月に法人化され、英国ロンドンに本社を置いている。アフリカン・コッパーは Zambia Copper Investments (バミューダ登録のpublic cash company) の子会社である。

2004年5月の統合に続き、Mortbury とその子会社の持ち株会社になった。Mortbury は Dukwe プロジェクトに関係する試掘ライセンスを保有する Messina を買収する目的で1995年に設立された会社である。

同社の完全子会社である Messina は、面積139.6km 2 の探鉱ライセンスPL33/2005を備える Dukwe プロジェクトを保有する。探鉱ライセンスには、2031年末まで有効な32.7km 2 の採掘ライセンス2006/53Lがある。PL33/2005の北方について追加ライセンスが申請され、これは2008年に与えられた。このライセンス180/2008は114.4km 2 の面積を対象とする。Dukwe プロジェクトと関連するライセンスは Mowana 鉱山と、これに付随する鉱物資源すべてを対象とする。また Mowana 鉱山ライセンス地域の外にある鉱山地区の南北も含まれている。判明している露天掘り (1%銅で1,082万トン) と推定分 (1.4%で398万トン) の埋蔵が、1.11%銅級の総量1,480万トンと推定されている。

同社の完全子会社 Matsitama は Matsitama プロジェクトを実施しているが、これは Matsitama ライセンスから構成される。Matsitama プロジェクト区域ではアフリカン・コッパーが、Mowana 鉱山鉱床と連続する5つの試掘ライセンスを所有する。すべてのライセンスは有効で、鉱物の試掘区域を含む。

Mortbury は1995年に Matsitama Belt で探鉱を開始した。1998年、Mortbury は Matsitama プロジェクトの探鉱と開発に関してアングロ・アメリカン試掘サービス (Pty) 社 (「アングロ」) と合弁合意に署名した。アングロが承認するMortburyの作業によって、数10kmの範囲で、最低3つの大規模鉱物対象の存在、および対象外鉱物を小規模多数が確認された。

2009年1月、アフリカン・コッパーは Mowana 鉱山を休止し、資金交渉の締結を保留にした。その結果 ZCI から4,100万ドルを受領した。2009年9月、アフリカン・コッパーは Messina Copper が Mowana 鉱山での操業を再開したと発表した。

国内の所在地

Mowana は、ボツワナの北東部にある国内で二番目に大きい都市フランシスタウンの近くに位置し、過去400年採掘されている。Matsitama プロジェクトは Dukwe プロジェクトの南東に隣接している。

製品・サービス

グループの主な活動はボツワナの銅、その他ベースメタル鉱床を探鉱し開発することである。Mowana 鉱山の開発に焦点を当て、Matsitama プロジェクトで探鉱計画を行っている。

従業員数

208名

財務情報

2009年6月30日までの6ヵ月間、同社は税引き前利益2,770万ボツワナ・プラ (GBP) を計上したが、2008年には260万GBP の損失があった。2008年に判明したそれ以前の2,960万GBP に上る損失は、バランスシートに計上された。

Mowana Mine Resources: Measured + Indicated + Inferred
0.1% Cut-off - Total Resource
Category Tonnage Copper Contained Metal
  Mt % MM lbs Cu
Measured 42.45 0.65 611
Indicated 45.22 0.76 755
Total M + I 87.67 0.71 1,366
Inferred 46.27 0.63 639
Mowana Mine Open-pit Proven and Probable Reserves and In-Pit Inferred Resources
Category Tonnage Copper Contained Metal
  Mt % MM lbs Cu
Proven 10.82 1.00 238
Probable 3.98 1.40 123
Total Proven & Probable Reserves 14.80 1.11 361
In-pit Inferred Resource 4.33 0.80 76

市場シェア

アフリカン・コッパーが100%保有する Mowana 鉱山は、ボツワナで唯一の純銅鉱山である。生産はまだ開始されていない。

事業目的

同社の目標は 「ベースメタル (銅) 採掘会社として成長すること、および Mowana における操業の立ち上げから持続する生産者への転換」 である。

ビジネスモデル

ZCIの資本増強は確実な資金調達とマネジメントを促進し、ACUの操業力を最大化することができた。そのビジネスモデルは現在、以下のものに集中している。

  1. Thakadu鉱床の試掘を採掘ライセンス段階に進展させる計画
  2. 可能性が未知で広範囲なMatsitama探鉱の発掘
  3. 株主にさらなる価値を与え、ポートフォリオの価値を高める戦略としての買収と合弁企業の設立

株主・所有権益

会社は現在、ボツワナにおけるプロジェクトの株式を間接的に100%所有している。鉱物権利は完全子会社を通じて100%アフリカン・コッパーに与えられる。主な株主は以下のとおり。

ZCI は予約株合意文書に署名し、ACU の資本において、1株1ペニーで676,570,500新規普通株式を予約した。その結果、ZCI は ACU の発行済み株式の82.16%を保有することとなった。

政府との関係・社会貢献

ボツワナの法令によって同社は、2007年の第1四半期の終わりに Matsitama 探鉱ライセンスが対象とする面積を現在の50%にするよう求められた。同社は採鉱有望性、現在までの作業、過去2年の探鉱費用をもとに、ライセンスの面積の約80%を維持するようボツワナ地質調査所に申し出た。2007年の第3四半期初め、ボツワナ地質調査所はライセンスが対象とする区域の大半を維持するという申し出を承認した。4つのライセンスのうちPL17/2004の50%を失ったが、これは総面積3,528km 2 の12%であり、探鉱区域の約88%が保たれた。

ボツワナ政府は2006年12月、地表開発と露天掘りを含む Dukwe プロジェクトの地域で、Messina に Mowana 採掘ライセンスを付与した。これは、EIA と EMP の政府による事前承認(採水権の付与と現場での条件付き考古学的出土物発行)の後に承認された。

1999年7月、ボツワナ議会は独立以来施行されていた鉱山鉱物法を改定した。新しい法律の概要は以下のとおりである。

  1. 最大1000km2までの試掘ライセンスを最初に3年分発行し、さらに更新する場合は1期間2年を2回とする。
  2. 更新毎に、ライセンス規模の50%低減が必要である。
  3. 7年の試掘ライセンス終了後、保有ライセンスを申請することができる。保有ライセンスは最初の3年間保証され、3年を超えない期間で更新できる。
  4. 試掘ライセンスまたは保有ライセンスの保持者は、試掘ライセンスまたは保有ライセンスの範囲で、埋蔵鉱物を採掘するため採掘ライセンスを申請することができる。
  5. 採掘ライセンスを発出する際にボツワナ政府は、商業ベースで15%までの権益を取得するオプションを持つ。
  6. 採掘ライセンスは25年間で、更新を申請することができる。

ボツワナに拠点をおく採掘会社は、所得税、源泉徴収税、採掘ロイヤリティの支払い義務がある。ボツワナの法人税率は25%である。ボツワナでは、非ボツワナ居住者に支払われる配当、利子、商業ロイヤリティの支払いから、総合源泉徴収税15%が控除される(非常駐企業も含む)。別途の法人税を源泉徴収税の支払い相殺に使うことができる。 粗市場価値の3%ロイヤリティは、ニッケルやベースメタル鉱山の生産時、政府に支払う。「粗市場価値」は、値引き、手数料、控除を除く、鉱山出荷時の販売価値と定義される。大臣は、大臣が決める期間でロイヤリティの支払いを遅らせることができる。ボツワナの為替管理規制は著しく緩和されており、実質上ボツワナからは資金を自由に送金できる。

製品開発

Messina Copper は2009年に操業を再開した。現地の操業チームは新しい採掘業者を集め、ZCI から出向してきた専門の冶金エンジニアリングチームの援助を受けて、精錬器の運転を再開した。立ち上げからの主要業績指標は好調だった。新しい鉱石露出から、採掘場へ送られる等級は、予想等級1.2%銅よりも一貫して±20%上であった。同様に、最初の平均精錬等級は銅26%で、予想より±12%上である。

2008年を通して、Ni-PGM 超塩基性構造である3つの主要 Cu-Zn-Pb-Ag-Au 構造回廊地帯、すなわち Thakadu Mutsuku Corridor、Nakalakwana Hill Corridor、Lepashe Cu-Snake CorridorとMosupe-Sebotha Ultramafic Formations 上で工事は継続された。118,000の土壌サンプルの結合推移データを、17,000のアフリカン・コッパー土壌サンプルで解明した結果、207の Cu、Cu-Zn、Cu-Ni 第1優先関心区域 (AOI) が選ばれた。