粒良 麻知子
粒良 麻知子 TSUBURA Machiko |
[所属・役職] | 地域研究センター アフリカ研究グループ |
[専門分野] | タンザニア政治、比較政治学、開発学 |
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researchmap | 研究者情報(学歴・経歴・業績一覧) |
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研究歴
サハラ以南アフリカの民主主義、選挙・政党政治、ガバナンスに関心を持ち、主にタンザニアについて研究してきました。2014年に提出した博士論文では、2009年にタンザニアで選挙区開発基金(政府予算の一部を国会議員の選挙区に配分し、開発プロジェクトを実施する予算制度)が導入された政治的背景を分析し、タンザニアの優位政党政治におけるアカウンタビリティとクライエンテリズムのあり方がどのように変化しているかを論じました。
現在取り組んでいるテーマ
現在、主に3つの研究に取り組んでいます。1つめは、定期的に大統領が交代してきた一党優位体制の5か国(ボツワナ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、タンザニア)における与党の大統領候補選考と派閥についての研究です。2つめは、ウジャマー(「家族的連帯」の意)社会主義の現代タンザニア政治への影響についての研究で、「政治的安定(political settlement)」の視点から分析しています。3つめは、タンザニアの新憲法制定に向けた動きと政党政治の関係についての研究です。