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namibiaBP Namibia (Pty) Limited

会社概要と沿革

BPが南部アフリカに進出したのは80年前になる。BP Southern Africa (Pty) Limitedはこの地域で活動しているBP関連会社の中で最大であり、780ヵ所のサービス拠点と約1,300人の正規雇用の従業員を持つ。

BP ナミビアは1975年以来ナミビアで事業を行っている。1950年代にはShellとの共同事業体として活動した。BPは国内で最も主導的ブランドのひとつで、それ以来石油産業で主導的な役割を果たしている。BPナミビアのネットワークとして、50ヵ所のサービス拠点があり、9ヵ所はエクスプレス・ショップ、5ヵ所は主要拠点である。拠点のうちの11ヵ所はウィントフックにあり、その他は国内外へ出入りする主な場所に立地する。

Air BPは、ナミビアに飛ぶすべての航空会社、および個人用航空機を持つナミビア訪問客に航空燃料を供給している。NAMOXはLPGの単独代理店である。Cymotは潤滑油を販売する地元の会社であり、農協のAgraは潤滑油の代理店としても活動している。

取引先の業種は、農業、船舶、醸造所、酪農業にわたる。BPが基地をおいているウォルビスベイの西海岸では、主な取引先は漁業である。Air BPはShellおよびEngenと共にウィントフックのHosea Kutako空港で活動しており、また単独でウィントフックの外にあるEros空港でも活動している。その他の拠点としてはEtosha、Ondangwa、Caprivi Stripがある。燃料、潤滑油ともにほとんどはウォルビスベイ経由で輸入され、液化石油ガス (LPG) と軽油はダーバンとケープタウンから鉄道で輸送される。

ボツワナに近接していることでウィットウォータースランド からの長い経路をたどらなくてすむため、Buitebos DepotやGobabisからの輸送が可能となっている。ナミビアには4ヵ所のBP拠点がある。これにはウォルビスベイ基地を含み、Otjiwarongoの北部に1ヵ所、Gobabisの東部に1ヵ所、Keetmanshoopの南部に1ヵ所ある。 また4ヵ所の代理店による拠点があり、これにはLPG 供給所の2ヵ所、Okahandjaの1ヵ所、Keetmanshoopの1ヵ所がある。 その他2ヵ所の代理店拠点がBuiteposおよびMarientalにある。

国内の所在地

BP Namibia (Pty) Limited, Ashirward Building 2nd Floor, Cnr.Lossen and Jan Jonker Streets, Windhoek, Namibia;
Telephone: +264 61 280 8111
Telefax: +264 61 224 141

製品・サービス

主な事業内容は燃料および潤滑油の国内での商業用工業用販売、およびマーケティングである。

マーケティングは次の3つの事業域から構成される:小売、潤滑油、企業向けマーケティング。製品としてはガソリン、軽油、船舶および航空燃料、暖房用燃料、液化石油ガス、潤滑油およびビチューメン、パラフィン、ガスおよびディーゼルを含む。BPのサービス拠点は、Master Express Carwash、ATMおよびBPエクスプレス・ショップ/レストランのサービスも行っている。

従業員数

主にウィントフック、ウォルビスベイ、Keetmanshoop において59名

財務情報

市場シェア

22%以下の市場シェアで、BPはShell、Engen、Caltex、Total、Mobilと競合している。ナミビアには約222ヵ所のサービス拠点があり、そのうち50拠点をBPが保持している。ナミビアに輸入されるすべての燃料のうち、45%までがウォルビスベイにあるBPの貯蔵施設でまかなわれている。

事業目的

すべての事業取引において、BPは「公平さ」と持てる能力の「最善」をつくし、献身的に利益を上げ、フランチャイズ、ディーラー、株主、従業員を含むBPの株主に有益となることを目的としている。

ビジネスモデル

BPの戦略は安全、人員、成果という3つの優先項目を掲げている。これらの戦略を実際の価値に変える方法は以下のとおりである。

競合の差を埋める。継続して改善を行う。2007年に概要を提示したアジェンダについては、BPがグループ会社とともに競合との差を埋めるにあたり、大きな前進があった。2007年度末以来、売上の回復とコスト削減のためにとられた対策は、2008年にかけて勢いのある成果を遂げた。

勢いのある成長を維持する。調査と生産は成長の原動力である。調査と生産において競争的に再投資を行い、高品質の石油およびガス資源を保持する。既存事業での回収率改善と、目標を定めた買収。精製とマーケティングにおける獲得の可能性と統合のさらなる投資。低炭素エネルギー事業に重点をおいた投資。統合された燃料バリューチェーンの中で、製造の性能を上げる投資を行うことにより稼働性能と生産性を上げる。潤滑油および石油化学製品を含む、国際事業における選択的な投資。エネルギーと資源の多角化をはかるため、およびBPの価値創造のための風力・太陽・バイオ燃料・CCSへの投資。競争的な事業遂行と新規事業展開をサポートするテクノロジーに対する投資。

BPおよび国際調査コンサルタントによる広範囲な市場調査によると、サービス拠点事業の中で最も潜在利益を持つ市場は、コンビニエンスストアや洗車施設などの「付加価値産業」である。BPのナミビアにおける小売戦略は毎年1ヵ所を開設することである。

株主・所有権益

BP Namibia はBPグループ100%資本の子会社である。BP P.L.C.はBPグループの親会社である。BP Africa事業体は以下の国において燃料および潤滑油の供給・マーケティングを行っている:ボツワナ、レソト、マラウィ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、スワジランド、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ

政府との関係・社会貢献

BPは黒人経済力向上(BEE)や規制事項に関して政府と緊密に連携している。政府の市場介入は、かつて広範にわたっていた。燃料価格は規制され、ガソリン無鉛化規定が導入された。BPのアファーマティブ・アクション計画は国によって承認されている。

ナミビアの石油産業における規制緩和に向けての動きが起こり、南アフリカの80:20 スポット:インバウンド陸揚重量価格設定方式の導入の同意に至った。政府および労働組合は自由市場システムが失業問題に与える影響を懸念しているようだが、新たな石油製品規制は石油製品とともに卸業者および再販業者を規制している。新規制では、違憲と見られてきたサービスステーションの合理化計画が差し替えられている。最近の変化の中で当面の利点としては、燃料価格の変更がある。以前は政治的な思惑に影響されていたが、今後は四半期ごとに調整される。

鉱山エネルギー省のエネルギー政策白書の中で、増加するエネルギー需要に対応するため、エネルギー供給の安全化が目的に掲げられている。

基本的に国内燃料価格は1つであり、それがウォルビスベイ価格である。それに製品を国内11拠点(Windhoek, Okahandja, Tsumeb, Keetmanshoop, Mariental, Grootfontein, Otjiwarongo, Karasburg, Otavi, Gobabis, Outjo)に運ぶ輸送コストがかかる。さらに、その拠点から各供給先への道路輸送コストがかかり、これは距離、数量、契約タイプにもよるが、1kmあたり5セントから16セントと考えられる。

製品開発

2009年9月にBP Namibiaは、ウォルビスベイ燃料貯蔵施設用に5,200万ナミビアドルの拡張プロジェクトを開始した。18ヵ月に及ぶこのプロジェクトは500万リットルの燃料貯蔵コンテナの追加、既存の5コンテナの修理、施設内のレール構台の建設を含む。これにより施設の貯蔵量は6千万リットルとなり、国内供給の23日分から32日分に増加することになる。構台は20レールタンカを一度に充填することができ、ナミビア国内の輸送や南アフリカ開発共同体 (SADC)の内陸地域への輸送を加速することができる。

着工式に出席したポハンバ大統領は、この開発は地域エネルギー供給を確実にするという政府の目的と一致し、地域産業の需要に対してより迅速な対応ができると述べた。また、一貫して安定したエネルギー供給は経済成長に欠かせないものであり、それ無くしては経済の勢いは止まってしまうとも語った。彼は建設中に必要とされる労働力とサービスの増加を通じたウォルビスベイの地域経済の発展を促進するよう、BPに要請した。