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moroccoLesieur Cristal

会社概要と沿革

Lesieur Cristalはモロッコで最初の農業関連産業会社で、植物油種子の粉砕、植物油精製の2つの事業に取り組んでいる。2005年には漂白剤、洗剤、家庭用品の分野での活動を多様化。動物飼料の分野でも知られている。

Lesieur Cristalは、1940年代よりモロッコ国内に存在していたLesieur Africa Unigral、Crystal Society、Exploitation of Oil Productsの3社の合併により設立された。

Lesieur社は、パリ商工会議所旧所長であったGeorges Lesieurが1908年に北フランスに創立し、1942年、モロッコに子会社が設立された。1950年、植物油種子を粉砕するためのSWOT (Société d'Exploitation of Oil Products)が設立され、1954年、製油産業組合が設立された。1973年にCrystal Unigralへ改名。1974年に国営化され、1978年にはONA(Omnium Nord Africain)へ統合された。1980年、Lesieur AfricaはNational Fortification Alliance (NFA)に買収されCrystal Unigralと合併、Unigral Lesieur Cristal (LAUCA)が誕生した。1993年、社名をLesieur Cristalに変更。

国内の所在地

1 rue Caporal Corbi Roches Noires, 20300 Casablanca, Morocco;
Telephone: +212 22 67 93 50
Telefax: +212 22 35 45 78

製品・サービス

当グループの主な活動は、植物油種子の粉砕、精製油の生産、洗剤および固形飼料の製造である。梱包材の製造にも携わっている。食用油の製造には、ヒマワリの種、ピーナッツ、オリーブ、菜種、トウモロコシ、大豆、綿実が利用される。当グループの製品は、調理用油、ブランド名のある石鹸、固形飼料(動物飼料に使用)である。

従業員数

1,314名

財務情報

2008年の出来高:43億800万ディラハム 、2007年の売上:3,858,400,000ディラハム(2008年1月締め年度決算)

市場シェア

Lesieur Cristalの市場シェア:食用油 4%、オリーブオイル16%、油カス 45%、石鹸 87%、洗剤 28%

事業目的

競争が激化する環境で、持続可能な発展を確かなものにする。

ビジネスモデル

Lesieur Cristalは、購買の確保と最適化、トップブランド開発による市場シェアの保守、流通経路の合理化、運営コストの改善の4つの戦略分野に力を入れている。

世界的な不景気を受け、主要事業であるオリーブオイル事業の活動を安定、確保することに力を入れている。同時に、乱高下と消費者価格ショックの効果を和らげるため、積極的な購買方針も継続して追及していく。

Lesieur Cristalは、品質改善も継続的な発展活動のために必要な戦略手段と見なしている。常に品質の高い様々な製品を消費者に提供していくには、革新、研究、開発も重要である。

株主・所有権益

56.1% をONAグループが所有

政府との関係・社会貢献

農業は最も厳重に保護されている分野である。関税の単純平均は29%で、2.5%(ほとんどの農業機材)から304%(生きた羊、山羊とその肉)までの差がある。関税割当は、肉(牛肉、羊肉、鶏肉)、牛乳、穀物(小麦、大麦、トウモロコシ、米、ソルガム)、大豆、菜種、植物油、砂糖、固形油脂種子に適用される。

多数の補助金が農業分野の改善のために与えられており、農業器具の購入などで農産物へ付加価値を与えている。2003年より、ヒマワリの種の粉砕作業をする会社も関連会社に加わった。(食用油生産の最大4%)補助金額は、2003年の1億820万ディラハムから2007年には1560万ディラハムへと次第に減少。2008年には、価格の上昇により補助金は中止された。現在、食植物油用種子はLesieur CristalとHuileries du Soussの2社で粉砕されている。

農業収入は2013年まで免税対象となっている。融資に関して、Crédit Agricole du Maroc (CAM) は、農業器具および近代化のための季節ローン、中期、長期ローンを定め、短期ローンを5%、中期、長期ローンを5.5%に設定した。2007年、CAMの子会社としてSociété de financement pour le développement agricole(SFDA、農業開発金融会社)を設立することが決議され、現在準備を進めている。2007年、CAMの農業部門および農業関連産業の活動に対する融資は218億ディラハムである。

製品開発

2008年、Lesieur Cristalは主要事業を強化するため、32%出資を行っているDistraへ洗剤事業を外部委託する選択を取った。また、1日600トン製造可能な製油所をAin Harroudaに新たにオープンし、2000トンの精製油を貯蔵するスチールタンクを設置し、貯油施設を改善した。