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データ・リソース

mauritiusCiel Agro-Industry シエル・アグロ工業

会社概要と沿革

シエルグループはモーシャスを代表する産業グループの1つであり、アフリカとアジア諸国に多くの事業活動をしている。グループの中心となる活動は砂糖、織物、投資である。CIEL Agro-Industry、CIEL Textile、CIEL Investmentの3つの法人を持っている。

シエル・アグロ工業はグループの全ての砂糖関連の活動を再編成し、更に最近では土地資産の不動産と観光開発の促進に力を入れている。モーリシャスのDeep River-Beau Champ Limited (DRBC)とタンザニアのTPC Ltdを通じて、シエル・アグロ工業は11,500ヘクタールの農地で砂糖キビを栽培している。

また、モーリシャスのConsolidated Energy Co. Ltdもサトウキビの絞りかすと石炭からの発電に関与している。

Grande Rivière South East、Bel Air、Sebastopol、更に南のFerney近辺のモーリシャス東部農村では、1912年創立のDRBCが砂糖キビを4000へクタールの土地で栽培している。近年、現場作業の機械化を高めるための投資が行われており、作付け地域の54%で完了した。

Beau ChampにあるDeep River-Beau Champ Milling Company Limitedは砂糖工場を所有し、130日の収穫期間で1日当たり6000トンの砂糖キビを処理している。

Deep River-Beau Champ砂糖工場の隣にあるコConsolidated Energy Co. Ltd (CEL)は1998年4月にその運営を開始した。CELは独立した電力生産会社であり、25MWの設備容量を持ち、電力購入契約の下で高圧送電線網に電気を供給している。収穫期にはサトウキビの絞りかす、その他の期間には石炭が燃やされて年間160 GWhの電気が生産されている。そのうち50GWhが砂糖工場処理に、110GWhが送電線網に供給される。同社はISO 9001:2000の承認企業である。

国内の所在地

5th Floor, Ebene Skies, Rue de l'Institut, Ebene, Mauritius;
Phone (230) 404-2200,Fax (230) 404-2201

製品・サービス

Deep River-Beau Champ Limitedは砂糖の生産と輸出に関わっている。Deep River-Beau Champ Milling Company Limitedは砂糖キビの圧搾を、Consolidated Energy Co. Ltdは発電を行っている。

Deep River-Beau Champ Limited
サトウキビ栽培
栽培面積 4000ヘクタール
年間平均生産高 320,000トン
ヘクタール当たり産出高 90トン
平均蔗糖濃度 12.25%
Deep River-Beau Champ Milling Company Limited
自家栽培したサトウキビ 315,000トン
買い上げたサトウキビ 395,370トン
処理されたサトウキビ合計 691,870トン
抽出率 10.95%
生産された砂糖 75,738トン
2006年の砂糖生産
生砂糖 60,000トン
黒砂糖 7,500トン
デメララ 10,000トン
合計 77,500トン
Consolidated Energy Co. Ltd
電気発電統計 生産能力(GWh)
石炭 99
サトウキビの絞りかす 61
合計 160

従業員数

Deep River-Beau Champ Limitedは1000人。Deep River-Beau Champ Milling Company Limitedは230人、Consolidated Energy Co. Ltdは35人。

財務情報

市場シェア

モーリシャスのサトウキビ平均年間生産量は4,200,000トン。Deep River-Beau Champ Limitedのサトウキビ年間平均生産量は320,000トン。

事業目的

砂糖キビとその派生物の生産において、競争力のある地域の中核企業となること。他の農業物生産と土地開発のために土地と他の資源を最適に利用すること。

ビジネスモデル

Deep River-Beau Champ Limitedは、砂糖キビと土地開発産業における利益を最大にするために、最新テクノロジーを使用してモーリシャスにおいて新しい事業機会を作り出す事を目標とする。これは革新と創造性、チームワークと継続的改善を通して行われる。

株主・所有権益

政府との関係・社会貢献

モーリシャスの主要輸出市場での砂糖価格の減少を踏まえ、サトウキビ生産に関連する代替商品を推進する一方で、事業を再構築し長期的な実行可能性を確実にするために新計画が採択された。1988年の砂糖産業効率法は、農地の保護と砂糖キビおよびその他農産物の生産を促進した。産業における所有の民主化、生産効率と成長の維持、モーリシャスの社会経済発展を支援するために、砂糖産業へのインセンティブを盛り込んだ新たな砂糖産業効率法が2001年に採択された。

所得税法の下で、農業から収入を得るあらゆる人はその年の農業からの純所得の15%相当または10万モーリシャスルピー(MUR)のいずれか低い額が控除される。農業(農業目的の為に使われるあらゆる道、橋、潅慨作業又は農業目的に使用される建物を含む)のために使用された、もしくは使用される予定の土地の整備にかかった費用および新しい産業を確立する目的または既存のものを拡大させる目的のための研究に対して、所得税の20%が年間控除で認められる。2007年まで、砂糖キビ耕作者と砂糖キビ栽培に関連する管理サービスを提供する者に所得税免徐が認められた。

1990年の開発インセンティブ法の下で、農業開発証明書(ADC)または農業に基盤を置いた産業証明書(AIC)を持っている会社からの配当に対する所得税は、20年間免除される。くわえて、農業基盤産業と漁業省(MAIF)による承認を受けたADCまたはAICを保持している企業向けの機戒と器材(車両は除外)、MAIFによる承認を受けたADCを保持する企業により使用される事務機器、AICを保持する企業により使用された機器の特定スペアパーツに関する関税の免除が認められている。その上、地方税の3分2の免除が税額控除期間にADCを保持する会社に、およびADC又はAICを保持している会社の事業に関して使用される土地と建物の購入に対する登録会費の50%の免除が与えられる。

EUの砂糖価格の急激な値下げに直面して、モーリシャスは産業の再構築を行うため2007年から砂糖産業改革を始めた。モーリシャスはEUに砂糖製品の大部分を輸出しているが、コトヌー合意における砂糖協定(SP、506,000トン)と特別優遇砂糖(SPS)合意(16,000トン)のもとでEUへの特恵アクセスを得ていた。SPSは2006年7月1日に補完数量システム(CQ)に移行している。2006/07年の収穫年には、モーリシャスはSPの下で487,000トンを輸出した。SPは2006年6月30日までトン当たり523.70ユーロの価格を保証した。価格は以下のように下落する予定:
2006年7月1日から2008年9月30日まで496.80ユーロ、2008年10月1日から2009年9月30日まで434ユーロ、2009年10月1日からは335ユーロ。

モーリシャス砂糖は米国砂糖関税割当の下で米国市場への特恵アクセスからも利益を得ている。モーリシャスに対する最小限の割り当ては12,800トンである。さらにSADC砂糖協定の下でモーリシャスは、SACU諸国に1500トンの砂糖を免税で輸出することが許されている。

砂糖と砂糖含有製品の輸出は産業、中小企業、商業と協同組合省からの許可証を必要とする。許可証はモーリシャス砂糖企業連合(MSS)によって事前承認を受ける。モーリシャス砂糖産業は重要な市場への特恵アクセスと優遇価格で支えられてきた。しかし、モーリシャスの砂糖製品は世界の「自由」砂糖市場より50%以上コストが高い。労働力は砂糖の総生産コストの約55%を占める。

モーリシャス砂糖生産者の売上の低迷を打開するために、砂糖産業の促進計画として「適応戦略2006-15」(MAAS)が設定された。MAASはサトウキビ関連の代替商品を推進し、その潜在的エネルギーを高める一方で、砂糖産業の長期的な成長を実現することを目的としている。新しい計画は生産コストを下げることと、製糖工場の削減(現行11から4)と小さな農場の集約化によって規模の経済を促進することをめざしている。この改革は、全ての作業(サトウキビ収穫,潅慨と土地の準備を含む)の機械化と、より生産性の高いサトウキビの導入を含んでいる。全ての投入財(肥料、除草剤、セメントを含む)が、対象となる農民に無料で提供される。この改革プログラムの見積もりコストは250億MURである。

いくつかの政府機関が砂糖産業に介入している。モーリシャス砂糖当局(MSA)は、政府と砂糖産業組織間の調整機関である。

MSSは国内市場に対する唯一の供給機関であるとともに、唯一の輸出機関である。その研究所は加工前の砂糖の検査と試験を担当している。政府と砂糖生産者の共同で維持されているMSTCの主要な役割は、11ある砂糖工場によって生産される砂糖の保管と船積みであり、MSTCより認可を得た場合を除き誰も砂糖の保存もしくは船積みができない。砂糖産業は、独自の保険制度であるSIFBを持つ。モーリシャス砂糖製造協会(MSPA)は最大の砂糖生産者組織である。

製品開発

Constance La Gaieté Company Limitedと共に、Fuel Refinery Limitedの32.5%の株を取得した。2009年10月より年間約150,000トンの精糖を生産する予定。