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malawiEcobank Malawi

会社概要と沿革

Ecobankは、広い範囲の製品とサービスを、政府を始め、金融機関、多国籍企業、国際的組織、中規模・小規模・マイクロビジネス、および個人に提供している、総合サービス銀行である。3カ所の証券取引所で上場されており、大陸をまたぐ27カ国で事業を展開する主要なパン・アフリカン銀行でもある。

Ecobank Transnational Incorporated (ETI)は、1985年に銀行持株会社として設立された。これは、ECOWASの支持を受けたWest African Chambers of Commerce and Industryに牽引された民間部門イニシアティブの下で実現したものである。[注:1980年代初期には、西アフリカの銀行業界は、外国及び国営銀行によって支配・経営され、民間によって所有・経営されている商業銀行はほとんどなかった。ETIは、この真空を満たす目的で設立された。]

1985年10月、ETIはUS$1億の資本を承認されて設立された。最初に支払われたUS$3200万の資本金は、西アフリカ諸国の1500以上の個人と機関から集められた。筆頭株主は、ECOWASの開発金融機関であるECOWAS Fund for Cooperation, Compensation and Development (ECOWAS Fund)であった。

ETIは1988年3月、トーゴに最初の子会社を開設した。今日ではEcobank Groupはフルサービスを提供する地域銀行であり、27カ国のアフリカ諸国において1万1000人の従業員が、600の支店や事務所で雇用されている。27カ国とは、ベニン、ブルキナファソ、ブルンジ、カーボベルデ、カメルーン、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボワール、ガボン、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、リベリア、マラウィ、マリ、ニジェール、ナイジェリア、ルワンダ、サントメプリンシペ、セネガル、シエラレオネ、トーゴであり、西部、中部、東部、南部アフリカを網羅している。

ETI社には2つの専門子会社がある。Ecobank Development Corporation (EDC)と eProcess International (eProcess)である。EDCは、Ecobankが営業している国々でEcobankの投資銀行業務とアドバイザリー業務を展開するための広範なマンデートをもって設立された。EDCは、西アフリカに3つあるすべての証券取引所で証券会社を運営し、中部アフリカの2つの証券取引所(カメルーンのドアラ証券取引所とガボンのリーブルビル証券取引所)での営業ライセンスを取得した。eProcessのマンデートとは、グループのミドル・バックオフィス業務を最終的に集中することを視野に入れて、グループの情報技術機能を管理し、効率性、サービス基準の向上及びコスト削減を達成することである。

2008年2月、グループはLoita Bank of Malawi資本金の73%を取得し、銀行名をEcoBank Malawiと改名した。

国内の所在地

Loita House, Corner Victoria Avenue & Henderson Street, Chichiri, Blantyre 3 – Malawi; Phone: (265) 01 822 808 / 099; Fax: (265) 01 822 683 / 820 583

製品・サービス

伝統的な銀行商品やサービスに加え、Ecobankは、インターネット・バンキング、テレフォン・バンキング、Ecobank地域カードなどのサービスを提供している。

従業員数

49 名

財務情報

買収したLoita銀行は、2008年3月1日から2008年12月31日の期間で、課税前営業収入US$290万、課税前利益US$10万のグループ貢献があった。買収が2008年1月1日に完了していたら、グループへの配分前営業収入と利益貢献はそれぞれ US$330万、US$30万であった。

統計

東部・南部アフリカ統計

市場シェア

Ecobank Malawiは約5%の市場シェアを持つ。

事業目的

「世界クラスのアフリカの銀行となること。アフリカ大陸の経済・金融統合と発展に貢献すること」

ビジネスモデル

「グループとしての当社の戦略は、有機的成長と買収を通じた規模の構築を果たし、さらに、既存の市場での事業を広げ、また新たな市場へ拡大することである。

規模: 我々は、提携や販売代理店などの代替的な方法を使って、勢力拡大の新しい方法を模索している。

成長: Ecobankにはこれまで持続的成長の期間があったが、我々が営業を行っている市場は世界経済の減速による不況を経験し、当社の成長にも悪影響があった。加えて、Ecobankによる地域的な拡大の対象はあと2~3国を残すだけとなり、拡大戦略も終焉を迎えようとしている今後の成長戦略は、我々の市場に横たわる莫大な機会をもっと活用していくことになる。その機会とは、銀行サービスを十分に受けていない巨大な層の存在、携帯電話の可能性、取引金融、費者金融、国境を超えた貿易や支払いの促進などである。

効率性: 拡大し続けた結果として、当社の効率性比率に低下が発生した。6%だった不良債権(non-performing loans: NPLS)の割合は8%に悪化した。高価ながら脆弱なアフリカの技術と通信インフラを念頭におきつつ、中央管理化・地域化・国内化ができるような活動を、適切なバランスを取って確実に行うことでコストを削減すべく、技術的モデルを洗練化していく。

Ecobankは、共通のブランド、共通の基準・方針・業務プロセスをもった「One Bank」として運営している。我々の地理的拡大に幕が下りようとしている現在、管理・顧客サービス・業務プロセス・効率性と生産性の向上・そして技術を駆使して、アフリカに広がる我々の圧倒的な存在を活用することに、一層集中しなければならない。

株主・所有権益

Ecobank Malawi LimitedはEcobank Transnational Incorporated (ETI)の子会社である。

政府との関係・社会貢献

マラウィ準備銀行がマラウィにおける金融サービスの監督機関であり、決済サービスのプロバイダーである。マラウィ準備銀行はまた、国の決済システムに対する監督機能を担っている。同銀行は決済システムにに参加しているため、決済銀行としての役割も果たしている。

United Nations Capital Development Fund (UNCDF)によると、マラウィ政府は、金融業界の成長のために環境を改善する措置を講じてきた。業界の自由化、金利規制の緩和、銀行支払い準備金の引き下げ、資本フローに対する為替規制の除去等である。政府はまた、民間投資を誘致するため、規制枠組みを改善する措置を講じた。会社法(Companies Act)と資本市場開発法(Capital Market Development Act)は、マラウィへの投資を促進するために設けられた規制枠組みが機能している一例である。金融セクターの改革により、いくつかの国際的な金融機関が銀行セクターに参入した。

さらに政府は、銀行業界における資本参加率の緩和ではかなりの柔軟性を示している。外国銀行は、マラウィのカウンターパート企業の株式を100%所有することを許可されている。

製品開発

Ecobankは、独自の住宅ローン、住宅改修融資を、近い将来に開始することを検討していると発表した。