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会社概要と沿革

StatoilHydro は、2007年にStatoil とNorsk Hydroの石油・ガス部門が合併して設立されたノルウェーのエネルギー会社である。世界最大の沖合石油・ガス会社であり、ノルディック地方で最大の売上高を持つ。2008年には、フォーチュン誌により時価総額世界第11位の石油・ガス会社、また、規模では世界第59位の企業にランク付けされた。Statoilの株主が新会社の67.3%を保有し、Norsk Hydroの株主が残りの32.7%を保有する。StatoilとNorsk Hydro両社の最大株主であるノルウェー政府が 62.5%を保有する。

1972年7月14日、Statoil (Den Norske Stats Oljeselskap) はノルウェー政府が所有する非公開有限会社として設立された。2001年、会社は民営化され有限会社として公開され、オスロとニューヨークの両証券取引所に上場された。政府は株式の過半数を保持した。

1905年12月2日、スウェーデンのヴァレンベリ(Wallenberg)家とフランスの銀行からの資金調達を受けてNorsk Hydro ASA がSam Eydeによって設立され、大気中の窒素を使用した人工肥料製造の新技術を開発した。1965年にHydroは、Elf Aquitaine とフランス企業6社とともに、北海で石油・ガスの探査を行うPetronordを設立した。 間もなくHydroは北海の石油産業における大企業となり、オセバーグ(Oseberg)を皮切りに様々な油田のオペレーターになった。1999年にHydroは、ノルウェーで3番目に大きい石油会社Saga Petroleumを買収、主としてノルウェーとイギリスで大規模な油田開発探査事業を行った。イギリスでの操業は後に売却された。

StatoilHydroは過去17年間アンゴラで操業してきた。現在は9社と生産現場で連携している。アンゴラとの最初の関わりは、アンゴラのBlock 17に対するTotalの入札であった。Statoil はBlock 17の13.3%、Norsk Hydro が10%を獲得した。 アンゴラはノルウェー国外におけるStatoilの中核的地域の一つである。Statoilのアンゴラ事務所は1999年に開設されている。

国内の所在地

Rua Major Kanhangulo, 86
Ingombota
Tlf: +244 222 398798
Faks: +244 222 398797

Rua de Benguela No. 17
Patrice Lumumba
Tlf: + 244 222 640 900
Faks: +244 222 640 999
Luanda
Angola

製品・サービス

StatoilHydroは、主に油田やガス田開発探査事業に重点をおく、技術力に基盤をもった国際的な総合企業である。ノルウェーの大陸棚に加え、アルジェリア、アンゴラ、アゼルバイジャン、ブラジル、カナダ、イラン、リビア、ナイジェリア、ロシア、アメリカ合衆国、ベネズエラなどの油田やガス田でも操業している。また、中央アジアのBaku-Tbilisi-Ceyhanパイプラインに加え、ノルウェー大陸棚から西ヨーロッパまでのZeepipe、Statpipe、Europipe Iと Europipe II、Franpipeを含む多数のパイプラインにも関わっている。

原油、精製石油商品、天然液化ガスを扱う商社をロンドン、スタンフォード、シンガポールに持つ。また、Statoil、Hydro、1-2-3という3つのブランドのガソリンスタンドを経営し、その数は合計およそ2,000店になる。

従業員数

グループの従業員数は2008年12月31日時点で29,500人、アンゴラには、23人の現地従業員を含む43人がいる。

財務情報

2008年の総売上と他の収入の合計は6,560億クローネであり、2007年比で1,332億クローネの増加であった。売上の大半は原油や天然ガスと、自社で生産し市場に出した精製製品などの販売からえている。2008年の天然ガス販売総量は45.2 BCM(Billion Cubic Meter)、2007年は42.0 BCMであった。石油・ガスの生産総量持分は、日量で2007年の1.839 MBOE(Million Barrels of Oil Equivalent)から、2008年にはT1.925 MBOEに増加した。エンタイトルメント生産総額は、日量で2007年の1.724 MBOEから、2008年には1.751 MBOEに増加した。

収益

2008年12月期地域別データ

市場シェア

StatoilHydroのアンゴラでの現在の総生産量は日量200,000 バレルであり、これはアンゴラの日量合計の10%以上である。

2001年以降Girassol単体で 平均200,000BOPD(Barrels of Oil Per Day)の10%をHydro に供給し、Statoilに同量の13.3%を供給した。2007年のStatoilHydro への合併と2008年の Totalによる Dalia 油田での生産により、Block 17への投資が持分生産10,000BOPDの成果をもたらしたことになる。

事業目的

世界的に競争力のある企業たること。社の目標は「探査、生産、輸送、精製、石油と石油派生商品の販売を通して株主のために長期的価値を創出する 」ことである。

ビジネスモデル

探査掘削はStatoilHydroにとって事業拡大の重要な手段であり、探査資源の幅広いポートフォリオの最適化を継続して追求する計画である。大きな成功の要因となるビジネスモデルは、石油と天然ガス産業のほぼあらゆる要素に関わっているということである。これによりアウトソーシング費用を削減できるだけでなく、複合的な収入の流れも加わることになる。また世界的規模での統合的操業体制はより多くの収益の流れを生み出し、投資家へのよりよい見返りを保証するものである。

また、StatoilHydroの事業活動は幅広い技術に頼るところが大きい。したがってグループとして、中核となる事業の価値創出に向けた新技術発見のため、社内あるいは外部での研究開発を促進している。ベンチャーへの投資も社業拡大という目標を後押しする原動力である。独自の価値を提案できる意欲的な技術企業への投資を行っている。

株主・所有権益

StatoilHydroの現在のアンゴラにおける流動資産のポートフォリオは、block 4/05における20%、同じくblock 15 における13.33%、bloch 31における13.33%、block 15/06における5%、block 17における23.33%、block 34における50%である。

政府との関係・社会貢献

ノルウェーは歴史的に人道支援という命題において指導的な役割を果たしてきた。2002年の(アンゴラ)和平協定調印以来、焦点は開発プロジェクトへと移った。2007年1月にはNorsk Hydroが、アンゴラで最初のアルミニウム・プロジェクトに関する覚書に署名した。

Norsk Hydroは、アンゴラで一連の提携関係や協力関係を形成し、アンゴラ人技術者に奨学金を提供し、Sonangolの従業員のために技術移転センターを設立した。その実践的な行動は、特に沖合の深海block 34の事業においてNorsk Hydroが Sonangolの特別な協力会社となるのに役立った。またNorsk Hydroは、地元企業と協力するアンゴラ唯一の欧米石油企業である。その地元企業であるSamoilは、Sonangolの経営管理者とアンゴラの石油大臣、またSonangolの元幹部であるCarlos Amaralの所有会社ACRにつながりを持つ企業である。2社はそれぞれ15%を所有している。

製品開発

StatoilHydroはアンゴラ沖合の深海層開発と海塩層掘削に関心があることを示唆した。アンゴラの海底岩盤の形状はブラジルと似ている。2007年にブラジルのTupi油田では、記録的な「海塩層の発見」と呼ばれる、およそ80億バレルの原油が発見された。このブラジルの海塩層による成功はアンゴラでの探査活動の新たな原動力となり、StatoilHydroがその先導役を担っている。

2009年5月、StatoilHydroが13.33%の株式を持つアンゴラ沖合block 31の超深海層で別の発見があった。

Block 4/05は開発段階にあり、潜在的探査可能区域を残す広範な範囲である。 Sonangol P&P がblock 4/05のオペレーターである。StatoilHydroはSonangol P&Pに人材を派遣して、そのプロジェクト構築に深く関わっている。