Cooperativa
Muratori
e
Cementisti
(CMC)
di
Ravenna
会社概要と沿革
CMC
は1901年、イタリアのラベンナで35人の石工グループにより創立された。
石工達が"Societa
anonima
cooperativa
fra
gli
operai,
muratori
e
manovalidel
Comune
di
Ravenna"
(ラヴェナ市労働者・石工・ホッド運びの職人の匿名協同組合)を設立した。CMCは1909年セメント労働者会社を併合した。第二次大戦後、同協同組合は国家再建の過程並びにイタリアのインフラストラクチャーの発展と産業構造の変化の波にも上手く乗った。1965年以来、CMC
は国内最初の高速自動車道の建設に参加して成功を収めた。
1975年
CMC
はイランのプロジェクトを取得するに及んで海外事業に乗り出すことになった。1980年代に
CMC
は特にアフリカで建設工事に従事することになった。アルジェリアではサイロと製粉工場、ソマリア、タンザニア、象牙海岸、ブルキナ・ファソで道路工事、モザンビーク、ボツワナ、ジンバブウェ、タンザニア、アルジェリアでダム工事に参加した。
CMC
がアルジェリアに進出したのは1978年である。その時に取得した事業はSNSempacのサイロ・製粉工場のコンプレックスであった。三つのサイロと製粉工場からなるコンプレックス・プロジェクトはターンキー方式の請負工事であった。1万2,500トンの能力をもつ製粉工場が建設された。
次のターンキー式請負工事は
OAIC
の8塔のサイロコンプレックスで、それぞれが4万トン、3万トン、2万5,000トンの能力を持つ。また、CMC
は1983~87年の期間に
Dahmouni
充填ダムを完成させた。1983~88年期にアルジェリアでEl
Baraki
水処理・浄水処理プラントと
Rive
Gauche
下水溝工事という更に大きなプロジェクトを行った。
国内の所在地
Cmc
Ravenna
EurlLotissement
El
Feth
n.9 Sable
Rouges
-
El
Biar,
Algeri
Telephone:
+00213
21
922677
Facsimile:
+00213
21
923135
製品・サービス
CMC の活動分野は次の通りである。輸送(道路、高速道路、トンネル、橋、高架橋、鉄道、郊外軽便鉄道、空港)、水路・灌漑工事(ダム、水力発電プラント、トンネル、水路橋、灌漑用水路)、ビル・プロジェクト(市民用並びに公共用建物、執行・業務用ビル、ホテル、レゾート、工業用プラント、維持・改装)、エコロジー・ 環境(水処理、衛生サービス、下水道システム、有毒廃物の処理施設)、港湾・海洋工事(護岸工事、埠頭、桟橋、浚渫)
従業員数
CMS は常勤スタッフ509人を擁する。そのうち377人は母体である協同組合のメンバーである。協同組合は現在世界規模で5,795人のメンバーをもっている。国別従業員数はプロジェクトの開始時期と終了時期により異なる。
財務情報
ラヴェナCMCの2008年連結総収益は7億100万ユーロ(その内2億5,200万ユーロが海外事業からの収益)で、税引き前利益は1,350万ユーロであった。キャッシュフローは3,960万ユーロに達する。グループの連結収益は2009年に7億6,900万ユーロ、2011年に10億ユーロに達すると予想される。
2008年企業買収費は16億ユーロに達した(10億7,400万ユーロは海外の企業買収、5億2,400万ユーロはイタリア国内での企業買収)、2009年上半期に獲得した新規契約高は、約2億7,500万ユーロである1億4,600万ユーロがイタリア事業、1億2,900万ユーロは海外事業)。
市場シェア
CMC は現在アルジェリアで四つの大プロジェクトを手がけている。
- Koudiat Acerdoune ダム:2億4,500万ユーロの請負工事で、工事作業は仏企業Razel S.A.と共同で実施されている。CMCの持分は40%。
- 東西を結ぶ高速道路のEl Affroun-Hoceinaの部分:the "Agence National desAutoroutes (ANA)" of Alger はCMCに高速道のこの部分の30橋の設計と施工を任せた。この道路工事の外国担当部分の資金は経済開発アラブ・ファンドがまかなう(FADES)。国内企業の建設資金はアルジェリア政府が出資する。CMCは必要資金の70%を出資し、工事請負企業グループの中ではトップの出資者である。
- El Kara港:公共事業省はEl Kala港の建設工事契約をCMCと結んだ。工事資金はアルジェリア政府が出資する。この工事には二つの波止場や各種ドッキング用の波止場の建設工事が含まれる。
-
CMC
di
Ravenna:水資源省、National
Dams
and
Transfers
Agency
(ANBT)
が主催した国際入札でKencheta州にあるThagaristダム建設工事を獲得した。契約代金は5,000万ユーロ。
事業目的
法定準備金の増大させ続ける。
ビジネスモデル
CMC
は大規模プロジェクトと一括請負プロジェクトに戦略を集中している。これまでに実績のある諸国で事業を持続的に成長させる戦略を継続する。それらの国々として南ア、地中海沿岸国、中国が上げられる。また、最近ではバルカン諸国にも注目している。また、CMC
はインフラ、更に複雑なビル建設での活動を拡大しようとしている。特に、重点を置いている分野は地下・水圧工事である。たとえば、TBM
(トンネル・ボーリング・マシン)
を駆使した掘削トンネル工事を重視している。
現行の3年計画(2008~10年と2009~11年)の焦点:大規模プロジェクトに力点を置き、建設分野での地位を強化する。その目的とするところは年間の工事額を6億5,000万~7億ユーロに安定させることである。商業政策を強化し、利益率の高い工事契約を取得することを目標とする。更に、平均して15億ユーロ程度の工事契約が確保できるようにする。総収益を現水準に保ちながら、経常費の上昇を抑制する。
株主・所有権益
CMC di Ravenna Eurl Algeria が100%所有する。
製品開発
1980年代後半に CMC は地下・水圧技術分野での新規かつ高度の技術を駆使して海外の事業活動を拡大した。