イベント・セミナー情報
連続専門講座
「TICADVIの機会にアフリカ開発を考える」 コース8
TICADVIが8月にナイロビで開催されることを受け、日本でアフリカへの関心が高まっています。TICAD(Tokyo
International
Conference
on
African
Development)は、その名が示す通り「アフリカ開発」をテーマとする国際会議です。近年「アフリカ開発」といえばビジネスに関わる側面に光が当たる傾向がありますが、それだけに留まるものではありません。昨年国連総会で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)に示されるように、開発/発展と呼ばれる現象には経済成長、社会開発、ガバナンスや平和構築といった様々な要素が関係し、持続的であるためにはそのいずれもが欠かせません。この理解は、ビジネスを行う上でもきわめて重要です。
本連続専門講座の講師はアジア経済研究所のアフリカ専門家を中心に構成され、国別地域研究に裏打ちされた豊富な情報に基づき、様々な観点からアフリカの開発に関わるトピックをテーマに講演します。TICADVIの開催という機会を捉えてアフリカへの理解を深め、望ましい開発のあり方を考えることが本講座の目的です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
今回は、コース8のご案内と募集を行います。
コース9についても、今後、本ウェブサイト上でご案内いたします。
開催日時
2016年6月30日 (木曜) 15時30分~17時00分(開場15時00分)
会場
東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム
(東京都文京区本郷2-14-10)
最寄り駅:
東京メトロ 丸ノ内線本郷三丁目駅
都営地下鉄 大江戸線本郷三丁目駅・三田線水道橋駅
JR 御茶ノ水駅
プログラム
(予定)
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 |
---|---|---|
15:30~16:40 |
佐藤千鶴子 (ジェトロ・アジア経済研究所 地域研究センターアフリカ研究グループ) |
「南アフリカの移民・難民問題を考える」
民主化後、難民法制を整備した南アフリカは、アフリカ各地からの難民にとって魅力的な目的地となる一方、彼らを待ち受けていたのは暴力的な外国人排斥でもありました。受入を歓迎しない社会で生き抜く彼らの姿を紹介しながら、南アフリカの移民・難民問題について解説します。
|
16:40~17:00 | 佐藤千鶴子 | 質疑応答 |
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
参加費
無料
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部成果普及課
Tel:043-299-9536 Fax:
043-299-9722
E-mail:seminar