調査研究

研究会一覧 2018年度

東南アジアにおける商業銀行部門の変容と現状(2017_2_40_013)

概要
2010年代に入り、ASEAN5カ国(タイ、マレーシア、インドネシア、マレーシア、シンガポール)の商業銀行部門は、域内資本参加が進み大きく変容している。国際経済環境の変化はどのような課題をもたらし、それらの課題と域内資本参加の拡大はどのように関連しながら進展しているのか。こうした問題を、各国の規制や主要銀行の動向、金融・資本移動の環境の観点から実証的に捉える。ここで確認される変容が、東南アジア経済の歴史や経済成長過程の中で、また新たなASEANの金融秩序の形成に対してどのような意味を示しているのか、その位置づけを探り提示することを目的とする。
期間

2017年4月~2019年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 三重野 文晴 (京都大学東南アジア研究所教授)
[ 幹事 ] 濱田 美紀
[ 委員 ] 柏原 千英
[ 委員 ] 金京 拓司(神戸大学経済学部教授)
[ 委員 ] 清水 聡(株式会社日本総合研究所調査部主任研究員)
[ 委員 ] 芦 宛雪(京都大学東南アジア研究所博士課程)
[ 委員 ] 国宗 浩三(関西学院大学国際学部教授)


研究成果
  • アジ研選書