マハティール政権の22年 — 文献レビューと基礎資料 —

調査研究報告書

鳥居 高 編

2005年3月発行

この報告書は中間報告書です。最終成果は
鳥居高 編『 マハティール政権下のマレーシア—「イスラーム先進国」をめざした22年— 』研究双書No.557、2006年12月発行
です。
第1章
はじめに
1. マハティール政権期の概観
2. マハティール版「開発国家」の特徴
おわりに
[補論]文献解題と紹介 マハティール政権研究

第2章
はじめに
1. ビジョン2020の国家・社会像
2. NEP体制の形成過程
3. NEP体制下での新たな課題
おわりに
[付属資料]「マレーシア:その前途」全訳

第3章
はじめに
1. マレーシア財政の概要
2. 財政・予算制度
3. 先行研究—研究の方向性—

第4章
1. グローバリゼーション下の小国マレーシア
2. マレーシアにおける工業化政策の概観
3. マハティール政権下のマレーシア経済と外国直接投資の流入
4. マハティール政権における外資誘致政策とその輸出動向への帰結
5. 結論
[付表]

第5章
はじめに
1. 統計資料からみた金融システムの概況
2. 金融に関する分析—文献レビュー
むすびにかえて—今後求められる研究の方向性
[付属資料]マハティール政権金融関連年表

第6章
1. マレーシア地域における高等教育の歴史的展開
2. マハティール政権期の高等教育政策
3. 高等教育の民営化・法人化
結びにかえて

第7章
はじめに
1. マハティール政権期の外交概観
2. 第一の側面:実利追求
3. 第二の側面:国家像創出
4. 先行研究の問題点
[付属資料]マハティール政権外交関連年表