社会主義ベトナムとドイモイ  

社会主義ベトナムにおいて、政治面での民主化・公開といった諸改革を推進してきたドイモイ。これによる国会、憲法、市場メカニズム、宗教などの変化を追い、解説する。

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■ 社会主義ベトナムとドイモイ
■ 五島 文雄 ・ 竹内 郁雄  編
■ A5判
■ 190pp
■ 1994年12月
■ 品切れ

CONTENTS

まえがき / 五島 文雄 ・ 竹内 郁雄

はじめに
第1節 ドイモイ以前の国会代表選挙と国会の活動
第2節 旧選挙法の下での第VIII期国会代表選挙の特徴
第3節 第VIII期国会の活動
第4節 国会・国家評議会の再編と「国会の日常的活動への移行」をめぐる議論
第5節 新選挙法の下での第IX期国会代表選挙の特徴
第6節 第IX期国会の活動
第7節 結論にかえて-政治のドイモイと国会

はじめに
第1節 ベトナム社会主義法の構造
第2節 転換の兆し
第3節 「人権」各論をめぐって
第4節 「人権」に関する伝統的理解
第5節 表現の自由と「体制制約原理」
第6節 「法治国家」、「立憲主義」、「権力分立」
おわりに-ベトナムにおける憲法原理の転換

はじめに
第1節 国営セクターの概況とドイモイまでの道程
第2節 ドイモイ下の国営セクター改革の第1段階
第3節 ドイモイ下の国営セクター改革の第2段階

はじめに
第1節 ベトナムの宗教の現況
第2節 ベトナムの民主共和国の宗教政策・宗教工作
第3節 南北統一後の強圧的な宗教政策・宗教工作
第4節 ドイモイ下における宗教認識の転換と宗教政策
おわりに