南部アフリカ諸国の民主化  

平成3~4年度に実施した「南部アフリカ諸国の民主化の潮流」および「南部アフリカ諸国の民主化の課題」の両研究会を合わせた成果をまとめたもの。

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■ 南部アフリカ諸国の民主化
■ 林 晃史  編
■ A5判
■ 250pp
■ 1993年9月
■ 品切れ

CONTENTS

まえがき / 林 晃史

はじめに
第1節 80年代における南部アフリカ諸国の政治体制
第2節 民主化の雪崩現象とその要因
第3節 南部アフリカ諸国における民主化過程の展開
第4節 南部アフリカにおける民主化の暫定的展望

はじめに
第1節 一党制支配の終焉とカウンダ政権の崩壊
第2節 ザンビア社会と複数政党制
おわりに

はじめに
第1節 アンゴラの内戦と民主化の構図
第2節 内戦の勃発と国際化
第3節 リンケージ政策作動の背景
第4節 ニューヨーク合意と内戦のアンゴラ化
第5節 休戦交渉過程とアンゴラの民主化
第6節 総選挙の実施と結果
おわりに

はじめに
第1節 戦時体制維持政策としての経済改革
第2節 第5回党大会とマルクス・レーニン主義の放棄
第3節 新憲法制定と複数政党制
おわりに-和平協定の成立

第5章 ジンバブウェにおける民主化 / 井上 一明

はじめに-問題の所在
第1節 一党制支配と社会主義をめぐるZANU(PF)の党内論争
第2節 「経済構造調整計画(ESAP)」の導入
第3節 有権者の政治的無関心と在野勢力
おわりに

はじめに
第1節 制憲議会選挙から憲法制定へ
第2節 改革の諸相
第3節 「国民的和解」政策への信任
おわりに

はじめに
第1節 民主化の背景
第2節 民主化の展開-その促進・阻害要因を中心として
おわりに-民主化の行方