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研究者のご紹介

道田 悦代

道田 悦代 MICHIDA Etsuyo

道田 悦代 MICHIDA Etsuyo
[所属・役職] 新領域研究センター 環境・資源研究グループ ・グループ長代理
[専門分野] 環境経済学
[email] Etsuyo_Michida E-mail
研究者情報(学歴・経歴・業績一覧)
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研究歴

大学院時代と2001年にアジア経済研究所に入所以来、継続して環境と貿易の問題に取り組んでいます。過去10年ほどは、とりわけ環境・食品安全規制等の非関税措置が貿易を通じて途上国に与える影響を研究しています。輸入国で課される化学物質規制や食品安全規制が、生産国企業に与える影響についてベトナムやマレーシア等で調査を実施し研究しています。同時に関連分野の各国政策の研究も進めています。学術的な研究に加え、政策課題に対して海外研究者との共同研究を通じて学際的な観点から考察を加え、日本や各国政府への提言や、国際機関等の会議での発表も行っています。これまで通算4年間、UNIDO(国連工業開発機関)ウィーン本部・インドネシア事務所でコンサルタントとして研究に携わったほか、University of California, Berkeley, Haas School of Businessに訪問研究員として滞在しました。

現在取り組んでいるテーマ

SDGsなど持続可能性の課題が重視されるなか、規制の他にも先進国の消費市場で要求される持続可能性認証も非関税障壁となる可能性が危惧されています。持続可能性認証が貿易を通じて生産国の生産者にどのような影響を与えるのか、消費者行動が持続可能性認証を取得した商品の需要をどのように決定しているのか、また認証の要求が貿易障壁にならないよう各国政府がどのように対応しているのかの研究を行っています。最近はパーム油持続可能性認証について焦点を当て、消費国の民間部門が策定した持続可能性認証が途上国生産者に与える影響、また生産国の政府が策定した持続可能性認証がどのように普及するのかについて考察しています。規制や認証と貿易との関係では、とりわけグローバルバリューチェーンの役割が重要になってきているため、研究では特に関心を持って取り組んでいます。