イベント・セミナー情報

APLセミナー(アジ研パワーランチセミナー)

中国経済における国有アグリビジネスの役割

APLセミナー(アジ研パワーランチセミナー)は、アジア経済研究所の研究者のみならず、外部の研究者、学生の方にも参加いただけるリサーチワークショップで、お昼の時間にアジア経済研究所(海浜幕張)の会議室で開催しております。

研究所内外における研究者の方の研究成果、研究活動の中間発表を行っていただくほか、発表者と参加者、あるいは参加者相互のディスカッションを行います。テーマ、講師に応じて日本語あるいは英語での発表、議事進行となります。
——参加ご希望の方は、研究所受付にて「APLセミナーに参加」とお伝え頂き、開催場所まで直接お越し下さい。——
セミナー終了後、受付で渡される「面会確認票」にセミナーの司会者から署名を得て頂きますよう、お願い申し上げます。
なお、ランチとありますが昼食は出ません。

予告なく時間の変更や中止のケースもございます。中止や変更の連絡は本ウェブサイトにて行いますので、当日ウェブサイトにてご確認頂きましてからお出かけください。

お問い合わせ先

ジェトロ・アジア経済研究所 APL幹事
金 志映 E-mail:Jiyoung_KimE-mail
雷 蕾 E-mail:Lei_LeiE-mail
長田 紀之 E-mail:Noriyuki_OsadaE-mail
成果普及課 Tel:043-299-9536

開催日時

2016年1月26日 (火曜) 13時30分~15時00分

会場

要 旨

中糧集団有限公司(China Oil & Foodstuffs Corporation, COFCO) は中国最大のアグリビジネスでありながら、中央政府に直属する国有企業である。本論文は1950年代以降の中糧集団の発展状況を明らかにし、同集団の中国経済及び世界のフードレジームにおける役割を検討する。フードレジームに関する既存研究は、アメリカやヨーロッパ発の多国籍企業が世界の食料市場の主要アクターであると主張する。それに対し本論文は、中糧集団の事例を通して、アジア発のアグリビジネスは早い時期から世界の食料市場において重要な役割を果たしてきたと主張する。

講師

Xinyuan Zhang(東京大学東洋文化研究所・助教)

司会

金 志映

使用言語

日本語