調査研究
研究会一覧2023年度
経済地理シミュレーションモデルに基づく研究
概要
アジア地域を中⼼とした⼈⼝と産業の地理的分布について⻑期的な予測を⾏う経済地理シミュレーションモデル(IDE-GSM)について、積極的な応⽤を進めるとともに、学術的にも実証的にも正当性を⾼めていく研究を経常分析事業として実施する。IDE-GSMは2007年から継続的に開発が進められ、これまで、ERIAや世界銀⾏、アジア開発銀⾏、内陸発展途上国研究所などとの共同研究を通じて、国際的なインフラ開発計画の経済効果を評価するために⽤いられてきている。空間経済学に基づく⼀般均衡モデルを中核としたIDE-GSMは特にアジアでは他に例をみないもので、広域インフラ整備の経済効果を⽐較的容易に試算できる特徴がある。外部機関との共同研究などを通じて、現在、アジア地域を中⼼とした世界で重要になっているインフラ関連プロジェクトの経済効果を試算することで、適切な開発政策についての議論を深めることに貢献する。
期間
2023年4月~2024年3月
研究会メンバー
役割 | メンバー |
---|---|
[ 主査 ] | 熊谷 聡 |
[ 幹事 ] | 後閑 利隆 |
[ 委員 ] | Keola Souknilanh |
[ 委員 ] | 早川 和伸 |
[ 委員 ] | 磯野 生茂 |
[ 委員 ] | 渡部 雄太 |
[ 委員 ] | 坪田建明(東洋大学 教授) |
[ 委員 ] | 久保裕也(千葉商科大学 教授) |
※所属は研究会発足時のものです。
予定する研究成果
- モデル更新