変容する中国・国家発展改革委員会 ――機能と影響に関する実証分析――

中国で強大な権限を有する国家発展改革委員会。市場経済化とともに変容する機能や影響を制度の分析とケーススタディーを通じて明らかにする。

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■ 変容する中国・国家発展改革委員会 ――機能と影響に関する実証分析――
■ 佐々木智弘  編
■ 2,090円(本体価格 1,900円)
■ A5判
■ 150pp
■ 2015年2月
■ ISBN978-4-258-04617-1

CONTENTS

第1節 問題の所在
第2節 各章の位置づけと概要
第3節 本研究から示唆されること

はじめに
第1節 現代中国の行政改革の沿革
第2節 国家発展改革委員会の変遷
第3節 日本の経済官庁との比較
おわりに

はじめに
第1節 計画経済体制の変革と政府機構の役割
第2節 国家発展改革委員会への改組と産業政策の策定と実施における権限
第3節 産業政策の策定と実施における国家発展改革委員会の主導権の相対的低下
第4節 事例研究――新エネルギー自動車の産業政策の策定と実施――
第5節 産業政策の策定,実施過程での駆け引き
おわりに――今後の見通し――

はじめに
第1節 産業政策における物流業
第2節 物流業政策における発改委と主管官庁,地方政府
第3節 物流行政体制と協調の実態
第4節 発改委と業界団体
おわりに

はじめに
第1節 民族地域振興策における政治的課題とは何か
第2節 国家民族事務委員会から国家発展改革委員会に提出された西部大開発の実施状況に関する報告内容
           にみる政治的課題との関連
第3節 新疆ウイグル自治区および新疆生産建設兵団から国家発展改革委員会に提出された西部大開発の実施状況
           に関する報告内容にみる政治的課題との関連
第4節 民族地域振興策の政治的課題に対する発展改革委員会の関与の限定性
おわりに

はじめに
第1節 復興体制の構築
第2節 物価調整
第3節 その他の復興活動
おわりに